家を建てます!一条工務店i-smart

2019年9月に一条工務店と仮契約をしました。小さなi-smartを建てる予定です。家作りについて色々書いていく予定です。

軒について

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こんばんは しんちゃんです。

 

 

最近寒くなってきましたね。

雪が降らないといいのですが。

スタッドレスタイヤにしてても雪の運転は怖いです。

 

前に「日当たり問題」について書いたのですが、

 

 

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冬の日差しはいいですね。

ポカポカ暖かくて気持ちいいです。

私も家も南側にリビングにするように間取りを考えているのですが、冬は日差しが入るのはいいのですが、夏は大変ですよね。

リビング吹き抜けにしようと思っているので、1階からも2階からも日差しが入りものすごく暑くなるかもです。

そんな夏の日差しを室内に入るのを防いでくれるのが「軒」です。

 

今日は「軒」について書いていきます。

 

 

 

目次

 

 

 

 

軒とは?

 

 

 

軒とは家の外壁面から屋根が飛び出している部分のことです。

 

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青丸の部分です。

上の図の青丸部分の屋根が飛び出している部分の事です。

この下が軒下です。

昔の家ではよくこのような家がありますよね。

 

ただ、最近はあまり軒がない家も見かけます。

 

 

一条工務店には軒がない?

 

 

 

なぜ最近の家は軒がない家が多いのでしょうか。

それは建物の構造の関係ではと思います。

今の住宅は一条工務店のi-smartもそうですが「総二階建て」が多いと思います。

 

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総二階建ての家です。

「総二階」とは、1階と2階の面積がほとんど等しいもののことです。

この総二階は構造がシンプルなため複雑な形状の家に比べて耐震面が有利であることと、外壁面積が少ないので断熱・気密効率がよいというメリットがあります。

また、コストダウンが出来るそうです(一条工務店のi-smartは高いですが・・・)。

ローコスト住宅もよく総二階建ての家を建ててます。

そして、その構造上、屋根は2階部分のみになるのです。

なので一条工務店の家には軒がないんです

(平屋なら一条工務店でも軒はあるかもしれませんが。グランセゾンは総二階ではないので軒が作れるのでしょうか?)。

 

 

軒の代わりになるのがバルコニー

 

 

 

総二階の家には軒は作れませんが軒と似たような役割を果たせるものはあります。

それはバルコニーです。

 

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軒の変わりになるバルコニーです。

シンプルで分かりにくい図ですが、このバルコニーが軒と同じような役目をします。

玄関上や南側にバルコニーが設置されている間取りをよく見かけます。

 

 

軒の役割とは?

 

 

 

この軒はどんな役割があるのでしょう。

それは、雨や雪などから家を守り、日差しを遮る役割です。

玄関上では雨などから守ってくれます。

南側にバルコニーを設置してる家は布団や服を干すスペースとしても使えるし、日差しを防ぐ事も出来ます。

 

家の外壁も雨や雪などで汚れてしまいますが軒があることによって防ぐ事が出来ます(完全には防げませんが)。

ただ、一条工務店の外壁のハイドロテクトタイルは太陽の光で汚れを分解し雨で洗い流してくれます。

 

私が軒でいいなと思うのは日差しを防ぐ効果です。

 

 

 

軒があることによって日差しはどう変わる?

 

 

 

一条工務店は冬は床暖房があるの日差しが十分入らなくても暖かいです。

昔は床暖房などなかったので冬に日差しが入らないと大変寒い思いをします。

一条工務店の家は冬には強いのですが、問題は夏です。

 

夏の日差しは暑いです。

太陽の光は気持ちいいのですが、夏はとても暑くなります。

 

冬は日差しが室内奥まで入った方がいいのですが、夏は日差しは大変です。

その日差しを防いでくれるのが「軒」なんです。

 

夏と冬では太陽の角度が違います。

 

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夏と冬の太陽の角度です。

太陽の角度は夏は約80°、冬は約30°です。

軒はこの角度の違いをうまく利用して、室内に入る日差しをコントロールするのです。

 

は太陽が約80°と高い位置にあるので

 

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夏は日差しを防いでくれます。

 

日差しが室内奥まで入りません。

部屋が暑くなるのを防いでくれます。

 

 

は太陽が約30°と低い位置にあるので

 

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冬は日差しがよく入れます。

 

日差しが部屋の奥まで入ります。

部屋がポカポカ暖かくなります。

 

この日差しを軒がコントロールしてくれるのです。

 

昔の家はこれを計算に入れてこのように軒を作ったんですね。

すごい知恵だと思います。

 

 

バルコニーにも一条ルールが・・・

 

 

 

このように日差しをコントロールしてくれる便利な軒。

バルコニーで代用出来るので私も南側に是非採用したいと思っていたのですが、どうしようか迷っています。

 

なぜかというと、ここにも一条ルールがあるからです。

 

私はLDKは広いなと感じたI型の長細いシンプルな形を採用しようと思っています。

 

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I型のLDKです。

 

本当は20帖ぐらい欲しいですが大きな家は建てないつもりなので(予算的に難しいです)18帖のLDKです。

これでも十分広いと感じるのでいいと思っています。

 

ただ広いと感じるのは、途中に壁などない真っすぐなLDKだからだと思います。

このLDKの真ん中などにがあると窮屈に感じてしまうと思います。

 

私のこの前作って頂いた間取りでは壁などない真っすぐなLDKです。

 

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壁などないLDKです。

この上にはバルコニーはありません(バルコニーは玄関上にあります)。

 

もしこの上にバルコニーを設置したらどうなるでしょうか。

 

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このように「壁」が現れます。

上の図のように「壁」が現れるはずです。

このいらない壁も一条ルールです。

 

バルコニーは重いようなのです。

色々一条ルールも変わったりするので正確ではないかもしれませんが、

バルコニーを作るには4マス以内に壁がないと設置出来ないようなのです。

なので下のような間取りでは上にバルコニーは設置出来ないそうです。

 

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4マス以上壁がないのでダメです。

 

色々間取りを見ていてバルコニーの下の階は4マス以内に壁はありました。

どのようなルールなのか詳しくは今度設計士の方に聞いてみようと思っていますが、何も壁がないスッキリしたLDKがいいのでこの部分にバルコニーは諦めよう思っています。

 

 

まとめ

 

 

 

っていいですよね。

一条工務店の家は冬は快適なのですが夏は暑いのではないかと思っています。

これから夏はどんどん暑くなっていくのではないかと思いますので、暑さ対策は必要だと思います。

その暑さ対策に軒は最適だと思います。

 

もしLDKにいらない壁が現れないのならバルコニーを南側に採用したいと思っています。

色々悩ましい間取り決めです。

大変ですが色々考えるのも楽しいものです。

 

家作りをしているみなさんも素敵な間取りを考えましょう。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。