こんばんは しんちゃんです。
前回は回遊動線について書きましたが、
今日は家事動線について書いていきます。
今まで間取り作成で回遊動線も家事動線もあまり意識していなかったのですが、重要な問題かなと思い改めて考えてみます。
目次
家事動線とは?
よく言われる「家事動線」とはどのような動線なのでしょうか?
読んで字のごとく、「家事をする際に人の動きを表す線」の事です
(動線は人の移動する時の動きを線で表したものの事です)。
間取りを考える上で大きく分かれる動線は、家事動線と生活動線です。
私は生活動線を気にしながら間取りを考えていました。
生活動線がよくなれば家事動線も自動的によくなるんじゃないかなと思っていたからです。
実際はそんな甘いものではないですね。
同じ動線ではないのですから当然ですね。
どちらを優先するかで変わってくるのではないかなと思っています。
「家事」ってどんな種類がある?
家事とは、家庭生活をいとなむための色々な仕事です。
- 掃除
- 洗濯
- 炊事
- 育児
など色々あります(細かくいうと他にもありますが今回はこの4つについて書いていきます)。
どれも毎日やらないといけない仕事です
(育児は子供が小さい時までですが)。
洗濯はまとめてやるという家庭もあるかと思いますが、我が家は毎日行っています。
まとめてやると量がすごい事になり大変だったので毎日やる事にしています。
毎日する事だからこそ、その動線が短く利用しやすい家事動線が重要なんですね。
この4つの家事について細かく考えていきます。
家事動線 ~掃除~
掃除も毎日するといいですよね。
ただ、掃除は1階も2階も必要になってきます。
家事動線として考えるのは難しい部分だと思います。
どの部屋にも行きやすいように考えないといけません。
回遊動線があるといいのですが、小さい家では採用は難しいと思います。
ゴミを出さない、汚したらすぐに拭く、整理整頓など毎日の積み重ねが重要です(嫁殿が毎日コツコツ掃除をしてくれているので綺麗ではあると思います。ありがたい事です)。
掃除の家事動線は難しいですが、掃除機など掃除道具の位置でしょうか。
すぐ取り出せるような間取りがいいと思います。
家事動線 ~洗濯~
洗濯は毎日夜に我が家はしています。
朝やる方法もありますが、朝はバタバタ忙しいので嫁殿も今後働きだしたら難しいです(洗濯は基本私がやります)。
洗濯の家事動線としては、「洗濯→干す→収納」です。
理想はこの一連の流れを短く、1階(又は2階)のみで完結出来る事だと思います。
この洗濯が家事動線で一番悩むポイントだと思います。
前にも書きましたが、
どうしても全部を同じ階だけで済ますのは難しいです。
洗濯は1階でしようと考えています。
一条工務店は部屋干しでもよく乾くと聞くので部屋干しを考えています。
2階のバルコニーで干すという事も考えられるのですが、洗濯した後の洗濯物は水分を少し含んでいるので重たいです。
この重たい物を毎日2階まで持って行くというのは大変だと思い、1階で干す事を考えています。
1階で外干しも考えたのですが、花粉やホコリ、車の排気ガスなど考えると部屋干しでいいかなと思います。
サンルームを設置するのもいいのですが、費用がかかるのと部屋干しとの違いがそこまで分からなかったので部屋干しを考えています
(換気システムで家の空気も入れ替わるし窓の近くから太陽の光も当たります)。
「洗濯→干す」まではいいのですが、問題は収納です。
1階にウォークインクローゼットを設置出来ればいいのですが、小さい家にそんな余裕はありません。
どうしても2階に収納するために階段を上らないといけません。
なので理想は「洗濯→干す」の動線は短く、収納するために2階へ上る階段への動線も短く、階段上ったすぐに収納場所があるといいです。
しかし、その階段の位置が少し遠いです。
吹き抜けの位置や2階の部屋の間取りなどを考えると、どうしてもこの位置に階段が設置になってしまいました(まだ確定の間取りではないですが)。
干すのは、洗面所(脱衣所)、お風呂、和室などにしようと考えています。
毎日干すので量はそこまで多くはないので干せると思います。
ただ、収納するのに2階に上るまで、上ってから収納場所まで距離があります・・・
この家事動線は使いにくいです。
洗濯動線はしっかり考え直す必要があります。
家事動線 ~炊事~
炊事は嫁殿が今はしてくれています。
ただ、共働きになったら私も手伝わないといけない場合も出てきます
(食器を洗うのは私も仕事休みの日は手伝っています)。
炊事の家事動線は、中心であるキッチンの近くに炊事関係の物が置かれていればいいと思います。
パントリーやゴミ箱などです。
キッチン後ろにカップボードを設置予定なのでここに食器などは十分入ります。
食洗器もキッチンについています(嫁殿が毎日大変と言っているのは食器を洗う事です)。
家事動線 ~育児~
育児はキッチンから見える場所に和室を採用するので、ここから娘ちゃんの遊んでいる様子なども見る事が出来ます。
キッチンにいる事が多いと思いますので、この位置に和室を設置してよかったと思います(キッチンすぐ隣でもいいのですが、キッチンは危ない物もあったりするので少し遠いぐらいがいいかなと思っています)。
和室で娘ちゃんが泣いたりしてもすぐに駆けつける事が出来るし、オムツなども和室で替える事が出来ます。
お昼寝も和室でしてもらいます。
これらの家事を快適・時短で出来る家事動線
主な家事4つについて書いていきましたが、それぞれ独立に考えても意味がありません。
これらの家事が快適に時短で出来る動線を考える事が必要です。
私たち家族がよくいる場所はLDKです(キッチン・リビング・ダイニング)。
このLDKから短い動線で家事が出来るように家事動線を考えるべきです。
夫婦共働きになれば、家事は夜が中心です。
そして、家の中心はキッチンだと思っています。
なので、LDKの中でもキッチンからそれぞれの家事がしやすい家事動線を考えるべきです。
まとめ
家事動線を考えるならセットで回遊動線も考えるべきですが、小さい家では回遊動線は難しいです。
間取り作成でそこまで家事動線は気にしていなかったのですが、キッチン中心で家事の中で洗濯が一番のポイントかなと思っていたので、キッチンからすぐに洗面所にいけるような間取りにはしました。
そもそも小さい家では、各動線が短いのと、廊下を少なくしてLDKから各場所へ行けるような間取りを考えたので家事動線はそこまで考えなくてもいいかなと思っていました。
ただ、よく間取りを見てみると、家事の中で一番重要と思っていた洗濯関係の家事動線がよくない事が分かりました(収納部分です)。
まだ間取りは確定していないので、この辺りを考えていきたいと思っています(まだまだこの間取りでいいのかなと悩む部分はありますが)。
間取りを考える時は、生活動線も大事ですが、家事動線も大事です。
家事は毎日行う事ですから。
間取りを考えている最中、これから間取りの打ち合わせが始まる方などの少しは参考になると幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。