こんばんは しんちゃんです。
最終仕様確認に向けて色々決めていく上で、「玄関ドアの現物を見たい」という事で先日「三共アルミのショールーム」に行って来ました。
高速代をケチって下道で行ったのですが、約2時間かかりました。
往復約4時間という長旅でしたが現物が見れてとても参考になりました。
玄関ドアについては、D担当から「ファノーバとプロノーバの2種類から選ぶ事が出来ますが、プロノーバの方が性能がいいです」と言われていたので単純に性能がいいプロノーバにしようと思っていただけでした。
「一条工務店は家の性能がトップレベル」
・・・と思っていたのですが、最近は高気密・高断熱の性能のいい家を建てる住宅会社も多くなっています。
「トップレベル」ではないかも???と思ってきています。
宿泊体験でも、玄関が他の場所と比べて寒いと感じたので、玄関ドアの性能が気になっていました。
嫁殿は玄関ドアの色やデザインを実際見てみたいという理由でしたが、私は玄関ドアの性能が気になり実際確認してみたくなりました。
今日は一条工務店i-smartで選べる玄関ドアの性能について書いていきます。
目次
一条工務店i-smartの玄関ドアの種類
一条工務店i-smartの玄関ドアは「三共アルミ」の商品の中の2種類から選ぶ事が出来ます。
- プロノーバ
- ファノーバ
の2種類です。
ファノーバの方が種類もありお洒落です。
プロノーバとファノーバの性能の違い
選べる種類やお洒落なデザインが少ないですが、性能がいいのはプロノーバです。
玄関ドアの性能は熱貫流率(U値)で表されます。
熱貫流率とは、熱の伝わりやすさを表した値です。
この値が小さいほど断熱性能がいいです。
調べてみると、プロノーバの熱貫流率は
1.20(W/㎡・K)(片開き・採光無)
1.29~(W/㎡・K)(片開き・採光有)
です。
一方、ファノーバはK2~K4まであり、
K2 2.33(W/㎡・K)
K3 3.49(W/㎡・K)
K4 4.07(W/㎡・K)
という数値となっております。
プロノーバとファノーバでは熱貫流率は2倍以上の違いがあります。
こんなに違いがあるんだと驚きました。
現物を見てみると「なるほどな」と納得出来ました。
ドアの厚みが大分違います。
ファノーバのドアの厚みが40mmなのに対して、プロノーバのドアの厚みは60mmもあります。
これだけ厚みが違えば、熱貫流率も違いが出てくるはずです。
プロノーバの種類
一条工務店で選ぶ事が出来るプロノーバの種類は5種類あります。
A31B、A34B、A35B、A36B、A38Bです(A32B・A33B・A37Bはありません。なぜでしょう?)
色は8種類から選べますがドアの種類によって色がないものもあります。
玄関ドアの色は嫁殿が「シナモンエルムがいい」との事だったので、種類をどうするか悩んでいました。
現物を見るとどれも重厚感がありカッコイイです。
私は「シルキーノーチェ」がかわいい色でいいなと思いました(もちろん却下ですが)。
肝心な玄関ドアの種類なのですが、どれもいいなと思いました。
あとは、性能のみです。
同じプロノーバでも熱貫流率にそんなに違いはあるのかなと思っていたら、ちゃんと違いはありました。
A38Bのみ1.29(W/㎡・K)で、あとの種類は1.54(W/㎡・K)でした。
熱貫流率の「0.25」の違いでどれくらい変わるのか分かりませんが、A38Bの小さい四角の窓のデザインも気に入ったので、「A38Bのシナモンエルム」にする事にしました。
ただ、注意しないといけないのは、このA38Bの熱貫流率1.29(W/㎡・K)というのは、「片開き」の玄関ドアという点です。
我が家は「親子ドア」の玄関ドアを採用する予定なので、この1.29(W/㎡・K)よりも数値は大きくなってしまうと思います(面積が広い分片開きより親子の方が熱貫流率は悪くなると思います)。
性能だけを考えるなら「片開き」のドアなのですが、「親子ドア」の方がカッコイイのでこちらを採用しようと思います。
性能も大事ですが、デザインも大事でもありますよね。
一条工務店の玄関ドアの種類にはありませんでしたが、プロノーバには熱貫流率1.20(W/㎡・K)という性能のドアがあります。
ただ、こちらは「採光無」と書いてあったので、小窓もない玄関ドアになります。
玄関は明るい方がいいのでこれは仕方ないです(そもそも一条工務店の玄関ドアの種類にはないので選べませんが)。
他社にはもっとすごい高性能の玄関ドアがあります
「三共アルミすごいな」と思っていましたが、このプロノーバよりも高性能の玄関ドアはあります。
まずは、「YKK」です。
イノベストという玄関ドアの種類があるのですが、グレードがD70・D50・D30とあり、その中のD70グレードが
熱貫流率 0.90(W/㎡・K)です(採光無のみです)。
ちなみにD50グレードは
0.95(W/㎡・K) 片開き・採光無
1.34(W/㎡・K) 片開き・採光有
です。
あとは、「リクシル」です。
リクシルの玄関ドアのグランデル2という商品が
熱貫流率 0.89(W/㎡・K)です。
両社共すごいですね。
探せば他にも高性能の玄関ドアはあると思います。
まとめ
これらの数値は2020年3月現在の数値なので、今後もっと高性能の玄関ドアは出てくると思います。
詳しい情報につきましては、「三共アルミ」「YKK」「リクシル」のホームページからご確認下さい(リンクを貼る方法がまだ分からずすいません。今後勉強してリンクを貼れるようにしていきます)。
私は玄関ドアは性能重視でプロノーバを選びましたが、デザイン重視ならファノーバの方がいいかもしれません。
採光がたくさん取れる大きな窓や、お洒落な窓の玄関ドアなどもたくさんありました。
現物を実際見に行くのは冊子などで見ているのとは違い色々発見などもありとても参考になると思います。
私みたいにショールームが遠い方もいるとは思いますが、是非一度は現物を見る事をおすすめします。
玄関ドアについて他にも書きたい事はあったのですが、「性能面」だけで長くなってしまいましたので、その他の事については後日書かせて頂きます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。