こんばんは しんちゃんです。
新型コロナは一条工務店にも影響が出ていますね。
まだ間取りなどの図面の全部の更新がされていませんが、図面などの構造計算などをするフィリピンで新型コロナの影響で遅れが出ているようです。
全世界で感染者が増えていますが、日本も最近は感染者が増えています。
どうなっていくのか心配ではありますが、各自予防対策をしていくしかないかなと思います。
さて、一条工務店の主力商品は少し前までは「i-smart」ですが、今は「グランセゾン」が人気なのではないでしょうか。
外観も同じハイドロテクトタイルなのですが(i-smartではオプションですが)、総二階にしなくてもいいのでカッコイイですよね。
内装も高級感があります(実際展示場を見に行った訳ではないですが)。
私は、2019年の9月に仮契約をして、10月に本契約をしたのですが、ちょうどグランセゾンが発売した時期でもあり、どちらの商品も採用する事が出来ました。
最初はグランセゾンもいいなとも思っていたし、展示場に行く事も考えたりしていたのですが、色々調べていく内に、i-smart一択になっていきました。
それはなぜなのでしょうか?
今日は、私がグランセゾンを選択しなかった理由について書いていきます。
目次
選択しなかった理由① 坪単価?
私が仮契約した2019年9月時点での坪単価は、
- i-smart 約67.2万円
- グランセゾン 約69.5万円
でした。
グランセゾンの方が少し高いです。
「約2.3万円/坪」の差になります。
ただ、実際はそこまで変わらないのではないのかなと思います。
なぜかというと、まずi-smartではオプションであるハイドロテクトタイルがグランセゾンでは標準なのです(ハイドロテクトタイルは1.3万円/坪です。私の契約時点なので今は変わっているかもしれません)。
i-smartで家を建てる方のほとんどはハイドロテクトタイルを採用されると思いますので、この部分を考慮すると、坪単価の差は「約1万円/坪」となります(単純計算です)。
あとは外観のオプションである「デザインルーバー」が一カ所標準採用出来たりと、実際はそこまで坪単価に変わりはないのではと思います。
なので、この坪単価は選択しなかった理由にはなりませんでした。
選択しなかった理由② 外観?
i-smartは総二階なので、外観はカッコイイデザインにはなりにくいのではと思います(もちろんi-smartでもカッコイイデザインの間取りの家はありますが)。
それに比べて、グランセゾンは総二階という制約がないので、色々な間取りのパターンもありカッコイイ外観になりそうです。
デザインルーバーも標準で採用出来るので、かなりカッコよくなるように思います。
ただ、私はi-smartにカッコイイ外観はあまり望んでいなかったので、この外観も選択しなかった理由にはなりません(出来れば外観もカッコイイ方がいいですが・・・。嫁殿はi-smartの外観がダサイと言っているのでグランセゾンの方がいいかもしれませんが)。
選択しなかった理由③ 住宅設備?
グランセゾンのカタログを見ていると、i-smartよりも住宅設備のグレードがアップしているなと感じました。
高級感がありますね(実際見た事はないのですが)。
キッチンや洗面所、フローリングなど色々グレードアップしてる印象です。
一条工務店の家は高い部類に入ると思うので、高級感があった方がいいですよね。
「高級感」というのに人は敏感です(日本人だけなのでしょうか?)。
私もやはり出来るなら高級感があった方がいいかなとも思うのですが、この住宅設備も選択しなかった理由でもありません(住宅設備に高級感を求めるならグランセゾンにしていたかもしれませんね)。
選択しなかった理由④ 性能
色々書いていきましたが、私がグランセゾンを採用しなかった理由は、
「性能」のみです。
グランセゾンの家の性能があまりよくないなと感じたからです。
そもそも私が一条工務店のi-smartで家を建てようと思った理由は、家の性能でした。
一条工務店の家は性能がいいので、その中でも一番性能が高い商品であるi-smartに決めました(性能ではi-cubeも同じですが)。
最初は一条工務店の家はどの商品も高性能だと思っていました(セゾンやブリアール、百年の家など全部)。
D担当からも「グランセゾンはi-smartよりも性能は悪いですが、十分高性能ですよ」とは言われていました。
最初にグランセゾンの性能に疑問を持ったのは、「さらぽか空調」を採用出来ないという事でした。
一条工務店が時間をかけて開発した「さらぽか空調」です(長府製作所との共同開発です)。
D担当にお聞きした所「グランセゾンでは結露する可能性があるので採用出来ない」との事でした。
さらぽか空調は「世界初」と謳っている商品です。
長い時間をかけて開発した一条工務店が自信を持って勧める事が出来る商品のはずです。
前にも書きましたが、
これから主力商品で売り出していくはずのグランセゾンに採用出来ないというのは変ではと思いました。
「世界初」とまで言っている商品をなぜ新商品であるグランセゾンで採用出来ないのでしょう。
そこまでグランセゾンは性能が悪いのかな?と思うようになり、色々調べるようになりました。
結論として、グランセゾンは2020年現在の高気密・高断熱の住宅業界の中では性能はあまりよくありません(C値・Ua値を比べてみても明らかです)。
そして、i-smartもトップの性能ではないという結論にはなりました(高性能ではあります)。
まとめ
もちろんグランセゾンの家の性能が低いという訳ではありません。
他社の大手ハウスメーカーと比べたら十分に高性能の家ではあります。
ただ、一条工務店の家がトップレベルの高気密・高断熱の高性能な家だったのは数年前の話だと思います。
今は、高気密・高断熱の家を謳っている住宅会社は沢山出てきています。
C値やUa値というのをよく聞くようになったのも最近の事ではないでしょうか?
日本の住宅のレベルは他国に比べると低すぎると言わざるを得ないと思います(特にヨーロッパなどと比べてですが)。
一条工務店の家はトップレベルの高性能と思っていたので少し残念な部分ではありますが、もちろん性能部分のみで一条工務店に選んだ訳でもありません(標準仕様のグレードが高い事やハイドロテクトタイルのランニングコストの関係や太陽光など総合的に見ていいなと思いました)。
ただ、家の性能という点を重視して一条工務店を選んだので、私はグランセゾンではなくi-smartを選択する事にしました。
家の性能がグランセゾンとi-smartで同じだったら、どちらを選択していたか分かりません。
私なりに調べた「家の性能」については、また後日書こうと思います(素人が色々調べた結果にはなるので参考になるかは分かりませんが・・・。グランセゾンとi-smartの性能や他社での高気密・高断熱の数値などを書こうと思っています)。
家のデザイン・高級感重視ならグランセゾン、家の性能を重視するならi-smart(またはi-cube)になるのではないかなと思います(これは私の考えです)。
最後まで読んで頂きありがとうございました。