こんばんは しんちゃんです。
前回間取り後悔ポイント④で「書斎」について書きましたが、
今回はその書斎について家作りでの間取りを考えていて 思った、「書斎の必要性」について書いていきます。
「書斎って必要か?不要か?」について思った事です。
目次
書斎は本当に必要?
まず、私の考えた結論から書きますが、私は「書斎はいらない(不要)」と思っています。
前回間取り後悔ポイントで「書斎を作らなかった事」について書いたので矛盾してくるのですが、私の結論は「書斎はいらない」です。
書斎については嫁殿が欲しいという事でしたので、間取りを考えている時にどうしようかなと迷ったりした部分であり(途中の間取りから書斎は一切採用されてはいなかったのですが考えてはいました)、嫁殿の要望である書斎を採用出来なかったという点で後悔ポイントとして書きました。
書斎は、読書や書き物、パソコンなどを使って仕事をしたりという事を、誰にも干渉されない1人の空間で行う場所です。
大人になり夢のマイホーム計画で小さい家では中々大人(自分)の部屋というのを作る事は難しいです。
「自分の部屋が欲しい」「1人の空間が欲しい」など、それらを叶えてくれる書斎というものに憧れてもいました(書斎って響きもカッコイイです)。
最初は書斎が欲しいので採用しようと考えていました。
ただ、間取りを考えていき、小さい家での間取りの難しさ、優先順位、日々の生活の事、利用目的・頻度など色々考えて、
「他の空間を犠牲にしてまで書斎という空間に固執して採用する必要性はないのでは?」
という考えに至り、「書斎はいらない」という結論になりました。
そのような結論に至った経緯について書いていきます。
小さい家での間取りの難しさ・優先順位を考えると
新築の家を建てるという事は、お金がかかります。
その額はかなり高額になります(一条工務店の坪単価は高い方だと思います)。
そのお金の影響について一番反映されてくるのが単純に「家の大きさ」です。
当たり前の話ですが、家が大きくなれば高額になっていきます。
「坪単価」という形で表されるので「坪」が大きくなれば家の総額も大きくなります。
この家の大きさが間取りを考える上で重要になってきます。
小さい家で間取りを考えていると、あっと言う間に予定の坪数を越えてきます。
一条工務店では施工面積で計算するのですが、私は最初約30坪で考えていました。
ただ、実際には施工面積は34.57坪になりました(ちなみに延床面積は32.27坪です。この施工面積と延床面積の違いについてはまた後日書こうと思います)。
30坪で私たちの要望の間取りを考えるのは無理でした。
間取りを自由に要望通り考えられるのであれば、
「間取り作成→坪数決定」という流れなのですが、
私は家の総額の関係などもあり、「坪数決定→間取り作成」
という流れでした。
坪数が決まっている縛りで要望通りの間取りを作成する事は思ったより難しかったです(縛りがあっても実際予定の坪数を越えてしまいました)。
書斎って大体1~2帖ぐらいの小さな空間で考える場合が多いと思いますが、色々な各部屋との優先順位を付けていくと、書斎の優先順位は低く採用は諦めました。
ただ、家が大きかったら書斎を採用するかというとそうではないと思います。
なぜかというと、家が大きかったら単純に「自分の部屋」を作ればいいからです。
「自分の部屋」、「部屋」・・・と考えていくと、ある考えが浮かびました。
子供部屋について考える
今、子供は2歳の娘ちゃん1人です。
もう1人子供が欲しいなと思ったりしているので(まだどうなるか分かりませんが・・・)、子供部屋は2つ作りました。
この子供部屋、しばらくは利用しませんよね。
私が初めて自分の部屋をもらったのは中学1年生の時でした。
娘ちゃんも時期についてはどうなるかは分かりませんが、同じぐらいの時期に使用すると考えると、約10年ほどはこの子供部屋は利用されない空間という事になります。
部屋があるのに何年も使用しないってもったいなくないですか?
「将来の子供の部屋なので、ずっと使用せずに綺麗なままにしていたい」とも思うのですが、せっかく部屋があるのに使用しないのもどうなのかなと思います。
もう大人なので部屋を傷つけたり乱暴な使用はしません。
読書や書き物、パソコンなどが使用出来る、「机」があればいいだけです(あと本棚も欲しいですが)。
娘ちゃんが将来子供部屋を使用する時に、机(と本棚)を撤去すればいいだけです。
小学校に上がる時に「学習机」を買うとは思うのですが、小学生の時から自分の部屋は無くてもいいかなと思います(1人で寝るのもまだ怖いと思うし、まだ部屋に引きこもって欲しくもありません)。
この学習机を子供部屋に置いても、まだまだ部屋に空いた空間はあります。
さすがに娘ちゃんの学習机を使うのは可愛そうなので、別に机を置いてもいいのではと思います。
あとは、小学生の間は、子供部屋ではなく1階の和室に学習机を置いてもいいかなと考えています(こちらの和室に置く考えが第一候補です)。
子供部屋を娘ちゃんが使用するようになった時は、1階のステップカウンターかダイニングテーブルを使おうかなと思っています。
この先、ずっと1階のステップカウンターやダイニングテーブルを利用する事になるのかというと、そうではありません。
残念ではありますが、いずれ子供は家を出ていきます・・・(あまり考えたくはありませんが)
都会ならその家を出るタイミングは遅いのかもしれませんが、田舎は違います。
間違いなく、大学生の時には家を出る事になります。
田舎では、大学まで自宅から通う事は困難だからです。
場合によっては、高校から家を出てしまう可能性もあります。
私は前住んでいた所は今よりは都会に近い場所だったので自宅から大学は通学可能でした。
ただ、今住んでいる場所(新築で家を建てる場所も車で10分ぐらいの場所です)からは大学の通学はほぼ無理になります。
一応通勤可能な大学はあるのですが、2~3つぐらいしかなくあまりにも選択肢が少なく、通学可能な大学にしてというのは可愛そうです。
就職にしても同じで、通勤可能な職場は限られてきます。
娘ちゃんが家を出てからは、子供部屋は使われない部屋になるのでその時に使用する事は出来ます。
たまには娘ちゃんも家に帰って来て泊まったりする事もありますが、寝室は別に部屋がありますし、ただ書斎の代わりとして使用するだけなので、娘ちゃんが帰ってきた時はその部屋で寝てもらう事も出来ます。
空いた部屋を使用すれば、わざわざ書斎という空間を作る必要なんてないと思うようになりました。
書斎っていつ利用するの?
あと考えていて思った事は、「書斎ってそもそもいつ利用するの?」という事です。
この部分が書斎はいらないと思うようになった1番の理由です。
書斎って、読書や書き物、パソコン、仕事などを誰にも干渉されない1人の空間で行う場所です。
今のコロナの関係などでも増えている「リモートワーク」や「テレワーク」での仕事ならそのような空間があった方がいいのかなとも思いますが、私は違います。
嫁殿も今後働く予定なのですが、そのような働き方は考えてはいないようです。
趣味などの為に書斎が欲しいと考えていた訳です。
LDKで家族みんなで一緒に過ごす時間を大切にしたい、子供には子供部屋で引きこもって欲しくないなどを考えておきながら、自分が趣味などの為に家族から離れて1人になれる場所が欲しいと考えるのっておかしくないでしょうか???
今私はブログを書いたりする事が楽しいですが、このブログは確かに寝室やLDKとは離れた場所で書いてはいます。
でも、娘ちゃんが起きている時間に書いた事は1度もありません。
娘ちゃんが寝てから、私が寝るまでの空いた時間に書いています(娘ちゃんが中々寝なかったりすると時間は取れないのでブログの更新は少し空いたりはしてしまいます)。
LDKで作業してもいいのですが、嫁殿は毎日英語の勉強をしており(嫁殿がLDKで勉強しています)、狭い部屋でもあるので違う部屋で私はブログを書いています(ブログを書きながら独り言を言ったりするので(笑)勉強の邪魔にもなりますから)。
もし、子供部屋を使えても、娘ちゃんが起きていてみんなでLDKで過ごしている時間には自分の趣味などについてはしないで、娘ちゃんが寝てからやりたい事はやろうと思っています。
もし書斎があったとしても同じです。
そのように考えると、書斎が無く、子供部屋が使えなかったとしても、娘ちゃんが寝てからの事なので1階の少しの場所があれば十分です。
ステップカウンター、ダイニングテーブルで十分です。
子供が寝た後に趣味などはやればいいので、書斎という1人になれる場所を作らなくてもいいのではと思います。
わざわざ書斎という場所を作るメリットがないのではと思うようになったのが1番の理由です。
最後に
色々書いて少し分かりにくい感じになってしまいましたが、
書斎という1人になれる場所を作らなくても、時間をずらしたりすれば1人になれる場所はどんな場所でも作る事は出来るので、書斎という場所をわざわざ作らなくてもいいのではと思います。
リモートワークなど自宅で仕事をする場合は書斎など1人の空間があった方がいいのかもしれませんが、家族を持ったら多少の自由は無くなるものだと思います。
自分の自由な時間は少なくなっても、家族には得るものがたくさんあります。
書斎については間取りを考える上で色々考えさせられた(悩まされた)場所でした。
最後まで読んで頂きありがとうございました。