こんばんは しんちゃんです。
「気になったけど採用しなかったシリーズ」の第3弾です。
今回は正確には、気になったけど採用出来なかったです。
その採用出来なかったものとは、「スキップフロア」です。
目次
スキップフロアとは?
家作りについて調べていると、「スキップフロア」という言葉を目にするのではないかなと思います。
私も家作りについて色々調べていた時に見つけました。
スキップフロアとは、建物において、その床面の一部に高さを変えた部分を持たせる構成の事です。
「小上がり」とも言われたりします。
言葉を聞いただけでは、イメージしにくいですね。
スキップとフロアの2つの言葉として考えると、
スキップという言葉には、3つの意味があります。
- 片足で2歩ずつ交互に軽く跳びながら進む事(子供が遊ぶ時にやる足の動かし方。子供の頃やったかな?体育でやったかな?あんまりやった事ありません(笑))。
- ある箇所からある箇所まで飛ばして先に進むこと(動画を見ていてCMをスキップしたり。YouTubeのCMは必ずスキップします)。
- キャプテン(カーリングの用語で主将を表します。カーリングはやった事ないですね)。
フロアは、床、建物の階という意味です。
言葉を連想しただけでは分かりにくいですが、図にするとこんな感じです。
2階建ての家なのですが、右側は3階建てのようになっています。
この右側の2階建てなのに、3層になっている空間をスキップフロアと言います。
(このように私は認識していますが、もし間違っていましたらすいません)
スキップフロアは間取りでの面白い発想
このスキップフロア、最初知った時、「すごい面白い発想だな」と思いました。
2階建ての家なのに、3階建てのように3層のフロアを作っている間取りになります(私が考えるスキップフロアです)。
本来は2階建てなので、無理やり3層にしているので1つの空間ごとの天井は低くなっています。
この3層のフロアなのですが、
A・・・収納または書斎
B・・・書斎(大人も子供も利用)
C・・・収納または子供の遊び場
こんな感じの構成になっている場合が多いと思います。
AやCの収納は、一般的な間取りでのウォークインクローゼットよりも広い空間になると思います。
スキップフロアは、ミサワホームの「蔵のある家」が有名だと思います(Cの部分が蔵という間取り)。
この3層のフロアの中で、Bの空間がとてもいいなと思いました。
階段の途中に広い空間があるのですが、LDKを見渡す事も出来るし、書斎として少し隔離した空間でもあります。
大人も子供も利用できる空間です。
大人専用の書斎は要らないと考えていましたが、子供も利用できる(勉強したり)、家族みんなが利用できるとても素敵な空間です。
子供が利用していてもLDKから見守る事も出来ます。
LDkの隅の方に机などを設置したりする勉強スペースとは違い、小上がりになっている特別な空間という感じがします。
自分ではこんな間取りを考える発想はないと思います。
こんな間取りの発想が出来るのはすごいなと感じました。
一条工務店ではスキップフロアは採用出来ない
このスキップフロアという間取りはいいなと思ったのですが、間取りの打ち合わせで設計士の方に聞いてみた所、「一条工務店では採用する事が出来ない」との事でした。
耐震性の問題なのかなと思うのですが(詳しくなぜ採用出来ないのかは分かりません)、採用出来ないなら仕方ありません。
AとCの2つの空間が少し使いにくいかなと思うので(Bに比べてAとCの天井は低くなります)、どうしてもスキップフロアを採用したいという訳ではなかったのですが(Aを一番天井高くというパターンなど色々なパターンもあります)。
どんな間取りでもメリットもあればデメリットもあると思います。
スキップフロアももちろんメリットもデメリットもあります。
「メリットよりもデメリットが気になるので採用しない」だったらいいのですが、そもそも一条工務店では採用出来ないというのが残念ですね。
せめてスキップフロアも検討に入れた間取りを考えて、メリット・デメリットそれぞれ比較して採用するしないを考えれたらいいのになと思います。
最後に
ミサワホームだけではなく、他のハウスメーカーなども素敵なスキップフロアの間取りのプランもあります。
今回書いた、ABCの空間も色々なパターンがあります。
私はBの空間がとても気に入ったのですが、色々なパターンを考える事も出来るので、間取りを考えるのも楽しくなりそうです。
一条工務店ではスキップフロアは採用出来ないので色んなパターンについて考える事はなかったのですが(考えても採用出来ませんから)。
一条工務店ももう少し色々な間取りを考える事が出来たらなと思ってしまいます。
採用出来たとして実際採用するかは分からないですが、間取りを考えるのが楽しいですからね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。