家を建てます!一条工務店i-smart

2019年9月に一条工務店と仮契約をしました。小さなi-smartを建てる予定です。家作りについて色々書いていく予定です。

気になったけど採用しなかったシリーズ⑦ ~床下パントリー~

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こんばんは しんちゃんです。

 

今日は「気になったけど採用しなかったシリーズ」第7弾です。

今回は間取りの関係ではなくオプション関係についてです。

そのオプションとは、「床下パントリー」です。

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目次

 

 

小さい家の味方?床下パントリーとは?

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床下パントリーは家の坪数が増える事がない収納場所になります。

収納なのに家の坪数が増えないなんてとてもいいですよね?

パントリーもクローゼットもウォークインクローゼットも採用しようとすると家の坪数が増えてしまいます。

小さい家には必須ともいえる収納場所なのではないでしょうか。

 

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床下パントリーは読んで字の如く、「床下に設置されるパントリー」です。

 

一条工務店では、3連スライド式と5連スライド式の2種類があります。

設置費用は、

  • 3連スライド式・・・73,000円。
  • 5連スライド式・・・103,000円。

と、まあまあのお値段です。

 

残念ながら実物を見た事がないのですが、ブログなどを拝見していると、結構収納力があるようです。

 

冬場の野菜などの保管に最適

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この床下パントリーですが、収納力アップのメリットもあるのですが、私が特にいいなと思っていたのは、冬場の野菜などの保管場所になるという点です。

 

一条工務店は全館床暖房です。

どの部屋も家中が暖かいです。

この家中暖かいというのは、メリットばかりかと言うともちろんデメリットもあります。

それは、野菜などの保管についてです。

 

野菜にも色々な保管方法があります。

冷蔵庫に「野菜室」というのがありますが、野菜全部を入れていい訳ではありません。

収穫した野菜の保存場所としては、土間や蔵、縁の下などの冷暗で風通しのよい場所が最適と言われています。

全館床暖房で家中暖かいのでどこに保管するのか悩みます。

野菜だけでなく、お菓子も暖かい場所では例えばチョコなど溶けてしまう場合もあります。

 

そんな保管場所の不安が床下パントリーでは解消します。

一条工務店は床下断熱(床断熱)なので床下は外と同じ気温です。

床下パントリーは野菜の保管には最適な場所なのではないでしょうか。

 

ただ、冬場はいいのですが、夏場は暑くてジメジメして保管には適していません・・・

夏場以外では最適な場所だと思うのですが、このようなデメリットもあります。

 

でも、この点についてはそんなに大したデメリットではないと思っています。

このデメリットだけなら採用していたのですが、私が床下パントリーを採用しなかった理由は違います。

 

床下パントリーを採用しなかった理由

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私が床下パントリーを採用しなかった理由は、家が寒く・熱くなるのではと思ったからです。

その理由として設計士の方は「床下パントリーを採用すると床暖房のパイプが設置出来ないのでその部分付近は寒く感じます」と言われていました。

最初は「床暖房が入らないから」と私も思っていましたが、一条工務店の家の構造を考えていくと違う理由に気付きました。

確かに床暖房がない場所は他の場所よりも寒く感じるようにも思いますが、そもそも一条工務店の床暖房、床は暖かく感じません(それが一条工務店の床暖房のいい所なのですが)。

床下の温水が流れるパイプからの輻射熱で家中全体が暖かくなります。

高気密・高断熱の家なら一部分に床暖房が無くても暖かいはずなんです。

でも、床下パントリーの部分は少し寒く感じる。

なぜなんでしょうか。

 

床下の断熱の種類は、

  • 床下断熱(床断熱)。
  • 基礎断熱。

の2種類あります(正確には基礎断熱はさらに種類があります。基礎断熱基礎内断熱基礎外断熱の2種類があります)。

 

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床下断熱(床断熱)です。

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基礎内断熱です。

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基礎外断熱です。

 

これらの断熱構法の違いは、床下を室内と同じ空間で使うか外気と同じような空間にするかです(分かりにくい表現ですいません)。

 

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床下断熱(床断熱)では床下部分は風が通るようになっています(シロアリ対策です。昔の家は大体この構法です)。

なので、床下断熱(床断熱)では床下は外気を同じ温度です。

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一方、基礎断熱は基礎部分も断熱材で囲います。

床下も室内と同じような空間となります。

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最近流行りの、「床下エアコン」を採用する場合は基礎断熱になります。

 

一条工務店は床下断熱(床断熱)です。

床下の空間は夏は暑くジメジメして、冬は寒く乾燥しています。

 

床下パントリーはこんな感じです。

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夏は暑くジメジメした、冬は寒く乾燥した床下の空間にあります。

という事は、夏は暑くジメジメした空気が、冬は寒く乾燥した空気が入ってきます。

床下パントリーにはがありますが、断熱材はちゃんと入っているのでしょうか(調べても分かりませんでした)。

仮に蓋に断熱材が入っていたとしても、他の床よりは断熱材はしっかりしていないはずです。

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140mmのウレタンフォームです。床下パントリーの蓋はどうなのか??

(引用:一条工務店のHPより画像をお借りしました。)

 

 

床下パントリーの部分が冬少し寒く感じるのは、床暖房が入っていないからではなく、他の床よりも断熱性能が悪いからだと思います。

 

一般的に、床下断熱(床断熱)は基礎断熱に比べて気密性が取りにくいと言われています。

この床下パントリーのせいで気密性も悪くなるのではないかなと思っています(あまり関係ないかもですが気になります)。

 

最後に

床下パントリーを採用しなかったのは、家の性能を下げたくなかったからです。

少し気にしすぎなのかもしれませんが、一条工務店を選んだ決め手はやっぱり「家の性能」です。

その一条工務店の家の性能も国内最高レベルとは言えません(一条工務店に決めてから知りました)。

 

一条工務店が基礎断熱だったら床下パントリーを採用していたと思います。

 

床下パントリーを採用しなかったので冬の野菜などどこに保管するのかという問題については対策を考えています。

それは、「クーラーボックス」です。

 

この中に野菜などを入れて保管しようと考えています。

寒さに弱い野菜もあるので、夏・冬両方使えます。

魚釣りに行く時にも使えますね。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。