おはようございます しんちゃんです。
今年は例年よりも早い梅雨入りでしたが、最近は晴れの日が多く日中はとても暑くなっています。
「いつも間に梅雨明けしたのかな」と思うほどでしたが、昨日は大雨でしたね。
また道路が通行止めにならないか心配でしたが、何とか通勤の道路は通行止めにならず助かりました(仕事周辺の道路は一部通行止めの所がありました)。
今日は、我が家の1階和室の収納を「SAC-45T」に決めた理由について書いていこうと思います。
1階和室の収納をどれにするかは結構悩みました。
和室でなくてもよかったのですが(洋室でもよかったです)、「1階にもう1部屋欲しい」というのが間取りでの拘りでした。
その和室の収納、これをどの種類にするかがとても悩む部分でもありました。
現在間取りを考えている方の少しでも参考になればと思います。
目次
押入れとクローゼットの違いは?
家作りでの間取りを考える上で、収納場所を確保する事はとても重要になってきます。
各部屋に収納を作るといいのですが、「収納」といっても色んな種類や大きさなど様々です。
昔は、収納と言ったら「押入れ」というイメージでした。
押入れは、広くて中段が設置してあり上下の空間に分かれています。
衣類をしまうというよりは、布団や日用品などをしまったりするのがメインです。
では、衣類はどこにしまうのかというと、タンスです。
タンスに衣類を畳んでしまうのが、昔は一般的でした。
しかし、このタンスが結構デカくて場所をとるし、衣類を毎回畳むのも面倒臭いし、箱の中に衣類をしまうので通気が悪くカビる心配もありました。
一方、最近は「クローゼット」が主流になっています。
クローゼットは、イメージとしてはハンガーパイプが設置してあり、中段も設置してなく衣類をハンガーにかけてしまうのがメインです。
中段が設置してないので、中に好きなサイズの棚などを設置したりとカスタマイズがしやすくなっています。
両方のイメージとして、
- 押入れは布団や日用品などを入れておく場所で広く大きい。和室。
- クローゼットは衣類をしまうのがメインで、押入れに比べると狭い。洋室。
という印象でした。
一条工務店で選べる収納の種類
1階和室は、布団をしまう事を想定していたのと、和室といったら押入れという事もあり、収納は押入れを考えていました。
メインは布団をしまう事であり、
- 広く奥行きがあった方が良い。
- 布団の出し入れの時、中腰になったりするのはキツいので、中段があり上下に分かれていた方が使いやすい(布団は上部にしまいます)。
以上の要望を叶えてくれるのは、押入れだと思っていたのです。
・・・ がしかし、お住まい検討シートを見てみると全然違いました。
クローゼットも奥行き90cmと大きいサイズもあるし、幅も90cm〜180cmまであり、中段があるタイプもありと、「クローゼットは狭いし衣類専用」というイメージとは全く違うようでした。
一条工務店の収納のクローゼットタイプは、とにかく色々な種類があります。
(全種類が使いやすいかは微妙ですが笑)
それに対して、押入れタイプはあまり種類がありません。
収納のメインは、クローゼットタイプなのでしょうね。
選んだのはクローゼットタイプ 「SAC-45T」
色々ある収納パターンの中で、私が1階和室に選んだのは、クローゼットタイプの「SAC-45T」でした。
奥行きは90cmで幅は135cm、中段が設置してあるクローゼットタイプになります。
本当は中段部分の3つの引き出しは要らなかったのですが、中段があるのはこのタイプしかありませんでした。
押入れタイプなら中段に引き出しがないタイプもあったのですが、「ザ・和室」というよりも「洋室っぽい和室」がよかったのでこちらにしました。
あと、衣類を掛けたりする事も想定していたので、ハンガーパイプが欲しかったのもこちらに決めた理由の1つです。
そもそも一条工務店の収納を選ぶ時、住まいの検討シートを見ていて「奥行き90cmは使いにくいだろうな」と思っていました。
奥行きは60cm又は90cmから選ぶ事が出来るのですが、90cmは結構奥行きがあります。
90cmの方が収納力があるように思えるのですが、奥行きがありすぎると奥にしまった物を出し入れするのが難しくなります。
奥行きがある物を収納する為ならいいのですが、物を沢山収納したいという理由で奥行きがある90cmを選ぶと使いづらくなってしまいます。
そのように考えていたので、収納については基本奥行き60cmで考えていたのですが、1階和室の収納を決める時、収納する物を考えた時奥行き60cmでは狭いと感じました。
なぜかというと、1階和室に収納する物のメインが「布団」を想定していたからです。
布団の長さは標準で210cmほどあります。
布団のしまう上での畳み方も色々あると思いますが、我が家では「3つ折り」にする事が多いです。
そうすると、単純計算で約70cmほどになります。
この大きさだと奥行き60cmのクローゼットでは収納出来ません。
4つ折りで畳めばギリギリ入るとは思うのですが、厚みも出てしまいにくいという事で、奥行き90cmの収納にする事にしました。
あと、収納の幅についても90cm又は135cm又は180cmと3種類あるのですが、シングルサイズの布団が100〜120cmほどなので、幅135cmに決定しました(180cmはちょっと大きいので使いにくいと思いました。ダブルサイズは140cmほどなのでこの幅では入らないですが、それならシングルサイズの布団を2つにすればいいかなと思っています)。
この和室は、
- 将来の親の介護
- 風邪などの時に家族から離れて寝る為
- お昼寝する時用
- 娘ちゃんの遊び場
などの用途で考えていたので、布団の収納メインで考えて娘ちゃんのおもちゃをしまったり、あまり使わない比較的大きな物(布団乾燥機や除湿機など)をしまうのに、ベストな収納と思い使いにくいであろう奥行き90cmですがこちらに決定しました。
あと、収納の扉の種類なのですが、
- 折れ戸
- 開き戸
- 引き違い戸
の3種類あるのですが、和室なら引き違い戸が合うかなと思いますが、ザ・和室っぽくない和室がよかったのと、布団をしまったりするので開口部が広いタイプがいいので、折れ戸か開き戸で考えていました。
折れ戸と開き戸で考えた時、扉を開き切った時の扉の出っ張り部分が短い方がいいと思い、折れ戸であるSAC-45Tに決定しました。
1階和室の収納選択で失敗したかなと思う2点
上記のような理由で1階和室については、クローゼットタイプの「SAC-45T」に決めたのですが、この選択で失敗したかなと思う点が2点あります。
まず1点目は、同じタイプの収納を2箇所選択した事です。
「布団」の収納をメインに考えてはいましたが、こちらのSAC-45Tは布団収納以外では少し使いにくいです。
布団ならSAC-45T1つあれば十分収納出来ます(1セットの敷布団・掛け布団しか想定していなかった為)。
娘ちゃんのおもちゃなども下部に十分収納出来ます。
そうであれば、1階には衣類の収納場所が全然ないので、もう1箇所は衣類中心の収納を選んでもよかったかなと今では思っています(例えばSQC-45Aなどです)。
もう1点目は、仏壇を置くスペースがなくなってしまった点です。
将来の親の介護も考えていたので、当初はこの和室に仏壇を置くスペースの確保も考えていました(実家に仏壇がありますので)。
上の写真は、宿泊体験させていただいた家の間取りなのですが、こちらの1階和室の収納が理想ではありました。
床の間に将来仏壇を置く感じになっている間取りです(だと思います)。
宿泊体験をしてこの和室の構成はとても素敵だなと思っていたのですが、
- 洋室っぽい和室に「床の間」は似合わない。
- 床の間は段差があり、仏壇を設置するまでの間、この空間が利用しづらい。
などの理由により、当初は考えていた床の間は構想から外れる結果となりました。
1階にはあまり収納場所がないので、収納として使用出来るならフルで活用したいなと思ったからなのですが、もし将来仏壇を置くとなった時どうしようかな・・・と困ってはいます。
最後に
今回は、1階和室の収納を「SAC-45T」に決めた理由を書きましたが、良かった点・悪かった点とありますが、概ね満足しています。
実際使用してみての感想などは、また後日書こうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。