こんばんは しんちゃんです。
しばらくブログを更新する事が出来ませんでした。
(大変申し訳ございませんでした)
少し体調を崩したり、仕事でバタバタしたりとブログを集中して書ける時間を確保する事が出来ませんでした。
一条工務店に住み始めての初めての夏を経験して、色々書きたい事があります。
本日より少しずつ書いていこうと思います。
今後はもう少し頻繁にブログを更新していこうと思います。
高気密高断熱の家について調べていると、「エアコン1台での全館冷暖房」というのをよく見かけます。
昔は、エアコンは各部屋に設置というイメージだったので、「そんな事可能なのかな?」と思っていましたが、調べていくうちに「高気密高断熱の家なら確かに可能なのかも」と思うようになっていき、一条工務店i-smartでのエアコン1台での全館冷暖房を実践する為に間取りなども考えていきました。
(一条工務店は全館床暖房なので冬はエアコンを使用しないので、エアコン1台での全館冷房になります。)
今回は、我が家の住み始めて初めての夏エアコン1台での全館冷房について書いていきます。
(問い合わせでご質問して頂いた方、回答が遅くなり申し訳ございません。その他にも頂いていたご質問についてはまた後日書かせて頂きます。)
目次
エアコン1台の設置場所
普通エアコン1台で全館冷暖房を計画していても、設置するエアコンは2台になると思います(ダクトでエアコンの風を各部屋に運ぶ形ならエアコン1台でも大丈夫ですが)。
夏用のエアコンとして2階に1台、冬用のエアコンとして1階に1台設置となります。
ですが、我が家ではエアコンは1台のみの設置になります。
何故かというと、一条工務店では冬は全館床暖房があるのでエアコンを使用する必要がない為になります。
エアコンの設置場所は、夏用のエアコンなので2階にしました。
よくエアコン1台での全館冷房だと、エアコンの設置場所は「階段を上りきった場所が良い」というのを見かけますが、私は少し疑問に思っていたので階段からは離して、なるべく2階の中心にエアコンを設置しました。
何故かというと、冷たい空気は下にいくので無理して階段を上りきった所に設置して1階へエアコンの風が流れやすくする必要はないかなと思っていたのと、冷たい空気を1階へ送るよりも、2階の空間に冷たい空気を送る方が難しいのではないかなと思っていたからです。
ちなみに設置したエアコンは一条工務店の標準採用のエアコンになります。
「長府製作所」というメーカーを今まで聞いた事がありませんでしたが、住宅関連機器を扱う総合メーカーなんですね。
エアコンに対してあまり拘り等なかったので、特に気にせずに標準仕様のエアコンを採用しました。
使用した感じは、今の所特に不満もなく良いエアコンだと思います。
エアコンの稼働状況
まず、エアコンは1日中ずっと稼働させました(稼働を始めたのは除湿目的で梅雨に入ったぐらいでした)。
エアコンを1日中ずっと稼働(連続運転)というのは初めてだったので、「電気代は大丈夫なのかな・・・」と不安でしたが、実際はあまり電気代もかからずに少しビックリもしました(大体5000円〜6000円ぐらいです。詳しい電気代は後日のブログで書きます)。
今までは「間欠運転」というエアコンの稼働をしていました(人がいる時に運転して出かけている時など人が家にいない時にはエアコンは付けないという方法です。連続運転なんかしたらもったいないというのと、電気代がとんでもない事になると思っていたので)。
アパート時代は夏は帰宅したらすぐにエアコンを付けないと居られないぐらい、エアコンを切った後は暑かったですね。
この間欠運転が今までは当たり前だったのですが、高気密高断熱の家ではエアコンを連続運転させていた方が電気代が安いと聞いていたので、夏の帰宅時などの不快感が無くなるのはとても嬉しいので、一条工務店で家を建てて初めての夏は、一日中ずっとエアコン付けっぱなしにしてみました(あと一日中エアコンを付けっぱなしの理由は除湿目的でもあります)。
エアコンの設定温度は、27〜28度にしていました。
梅雨の時期は大体28度、少し暑くなってきて27.5度、真夏は27度といった具合で、温度を調整しました。
真夏でも寝る時間帯は27.5度〜28度にする事がほとんどでした。
私も嫁殿も娘ちゃんも寒がりなので(特に嫁殿)、この夏エアコンの温度を27度よりも下げた事はほとんどありませんでした(真夏に嫁殿の親御さんなどが来た時に、一瞬26.5度に下げた事はありましたが、帰った後はすぐに27度にもどしました)。
エアコンの風量は、どれが最適かよく分からなかったのでずっと自動で運転していました。
(たまに強運転にして除湿をすればよかったかなと思います。)
エアコンの風向きなのですが、今まで知らなかったのですが冷房・除湿、暖房で風向きの制限があるようです。
冷房や除湿での運転時に吹出口付近に露がつき水滴が落ちる事があるようなので、あまり下向きには設定出来ないみたいです。
あと、上下の向きだけでなく左右の向きも冷房や除湿では吹出口付近に露がつき水滴が落ちる事があるかもしれないので、長時間は左右に大きく向けたままにはしない方がよいそうです。
冷房・除湿の運転時、エアコンの向きについては色々注意事項があったようなのですが、説明書を全く読んでいなかったので、左右の向きについてはおもいっきり左向きで運転していました(運転中水滴が落ちるような事はなかったと思います)。
左向きにした理由は、2階の各部屋へ空気が行き渡るようにしたかったからです。
階段は反対側の右の方にあるのですが、冷たい空気は下にいくので特に気にしませんでした。
上下の向きについては、最初は下向きにしていたのですが(なぜ下向きにしていたかというと、下向きにして廊下の床に風を当てて、跳ね返ったその風が2階の各部屋の方へいかないかなと思っていたからです。今思うと謎の考えでした笑)、吹き抜け付近にエアコンが設置してあるので、
1階に風が直接いってしまいリビングにいる時に嫁殿が「寒い」という事で、上向きでの運転にしていました。
我が家の初めての夏場のエアコンの運転は、温度は27〜28度、風量は自動、向きは上向きの左向きでの1日中運転でした。
各部屋の温度は?
気になるエアコン1台での全館冷房での各部屋の温度ですが、1階については特に温度差を感じる事なくどの部屋も涼しく快適でした(26〜28度ぐらいです)。
玄関は少しどうかな(暑くなるのではないかな)と不安でしたが、他の部屋との温度差を感じる事なく快適だったので安心しました(一条工務店では玄関が一番弱点かなと思っているからです)。
ただ、問題は2階です。
冷たい空気は下にいくので1階は大丈夫だろうと思っていましたが、2階は不安でした。
冷たい空気は下にいくという事は、水平での移動は(2階の各部屋への空気の移動)難しいと思っていたからです。
一番の不安だった2階ですが、基本的にはどの部屋も涼しく快適ではありました。
しかし、1階に比べると各部屋で多少の温度差は感じました(各部屋というか1階や2階廊下と比べてといった感じです)。
温度計を見てみると1度ぐらいの温度差ではありますが、廊下から各部屋に入ると少し温度差を感じる事がありました(と言っても暑いと感じる程ではありませんが。あと常に温度差を感じるまでではありません)。
2階の各部屋は基本開けっぱなしにしていたのですが、それでも少し温度差を感じる事があるという事は、将来娘ちゃんが自分の部屋を持って時にドアを閉め切っているとどうなるのかなという不安はありますね。
やっぱりエアコン1台での全館冷房は2階が難しいなと思いました。
とは言っても、不快に感じる温度差でもないし、家全体が快適な温度を保っていましたのでよかったです。
1番気になる湿度は?
初めてのエアコン1台での全館冷房ですが、家中の温度はどの部屋でもほぼ一定でありとても快適でした。
高気密高断熱の家なら温度はある程度快適になると思っていましたが、一番気になっていたのは湿度でした。
日本は夏は高温多湿で、ジメジメしてとても不快に感じます。
不快の原因として温度もそうですが、やっぱり湿度が重要になってくると思います。
湿度が高く結露などでのカビや木の腐れなどもとても気になってくる部分でもあります。
その1番気になる湿度ですが、大体60%ぐらいで推移していました。
温度が27度で相対湿度が60%の場合、絶対湿度は約13gですので、まあこのぐらいなら大丈夫かなと思います。
基本はジメジメを感じる事なく快適でした。
ただ、日によっては湿度が70〜80%ほどになる場合もありました。
温度が27度で相対湿度が80%の場合、絶対湿度は約18gですからこれはとても高くなっています。
どうしても家族が集まる場所(寝室やリビングなど)では湿度が高くなってしまうと思いますが、夏場の湿度が高い日は部屋がジメジメするなと感じる事はありました。
最後に
一条工務店の家に住み始めて初めての夏を経験しました。
一条工務店には夏も快適に過ごせる「さらぽか空調」というシステムがありますが、こちらは採用せずにエアコン1台での全館冷房にしようと決めました。
エアコン自体も2階の廊下に1台のみ設置して、初めての夏でしたがとても快適に過ごす事が出来ました。
- 湿度が高い日がある。
- 2階の各部屋の温度が少し高くなる場合がある。
以上の2点は今後改善策を考えていかなければならないですが、初めての夏にしては十分だったかなと思っています。
中々ブログを更新出来ないまま、気付いたらもう11月です。
(もうすぐ住み始めて1年になります。)
まだ今の所夜でも室温も21〜23度ぐらいをキープしているのですが(日中は暑いぐらいなので室温は26〜27度ぐらいまで上昇する時もあります)、もうすぐ本格的な冬を迎えます。
一条工務店に住み始めて2回目の冬になります。
去年(1回目の冬)はあまり詳しくデータなどメモっていなかったのですが、今年はもう少し詳しく冬の様子なども書いていきたいと思っています。
・・・なのですが、まだ今年の夏の事について全然書ききれていないので、しばらくは夏の様子を書いていきたいと思います(寒くなってきているのに暑い夏の話になってしまいます。すいません)。
最後までお読みいただきありがとうございました。