こんばんは しんちゃんです。
今日は「気になったけど採用しなかったシリーズ」の第8弾の、「シューズクローク」の後編になります。
(前編はこちらになります。こちらも一緒にお読み下さい)
今回はなぜシューズクロークを採用しなかったかについてと、少し疑問に思った通り抜け出来るシューズクロークについて書いていきます。
目次
シューズクロークに何を収納するのか?
玄関は結構荷物などでごちゃごちゃしてしまいます。
なので、玄関に収納する場所があると綺麗な玄関になります。
「玄関にシューズクロークは必要」。
・・・というイメージだったのですが、実際どんな荷物があるのかなと考えてみました。
まず、靴です。
玄関で一番収納場所が必要になってくるのは、やっぱり靴だと思います。
シューズクロークという名前なので、靴も収納出来る。
・・・確かに靴も収納出来るのですが、実際はどうでしょうか。
一条工務店には靴をたくさん収納出来るシューズウォールというものがあります。
このシューズウォールは一条工務店のi-smartの標準仕様なのですが、2列から最大5列まで採用出来ます(上の図は4列です)。
私は3列のシューズウォールを採用したのですが、靴が十分収納出来ます。
他にもi-クオリティ・シリーズや、
i-スタンダード・シリーズなどの下駄箱がありますが、
どれも十分は収納力です。
これらの下駄箱があれば靴の収納には困りません。
シューズクロークという名の収納場所ですが、靴の収納には使わないかなと思います。
次は、自転車・三輪車・ベビーカーです。
シューズクロークは土間収納なので、自転車など雨や泥などの汚れがタイヤについていても収納する事が出来ます。
外に置いておくのは、雨や盗難などの心配もあるので家の中であるシューズクロークに収納出来るのはいいと思うのですが、少し大変なんじゃないかなと思いました。
何が大変なのかというと、玄関中まで自転車を入れる行為についてです。
上の図は私の間取りでの玄関ポーチなのですが、一条工務店の家の玄関ポーチは大体こんな感じではないでしょうか(一条工務店というかほとんどの家がこんな感じだと思います)。
「1・2・3」と階段を上っていくのですが、1段目・2段目の奥行きが広くありません。
30~50cmほどでしょうか。
3段目の玄関と同じ高さの奥行きは広いのですが、玄関ドアを開けたら2段目に落ちそうになるかギリギリぐらいだと思います。
奥行きが狭い階段アプローチ、玄関ドア開けたらギリギリのスペース、この玄関ポーチで自転車を玄関中まで毎回入れたり出したりするのは大変です。
上の図のような広々とした玄関ポーチなら自転車の出し入れはしやすいと思いますが、このような設計は提案して来ないと思います(費用もかかりますし、そこまで考えた設計は提案されないと思います、土地によっては採用出来ない場合もあります)。
三輪車やベビーカーについては軽いので大丈夫だと思いますが、三輪車やベビーカーはそんなに長い間利用しません(数年です)。
私はアパート2階暮らしなので階段をベビーカーを持って上がるのは大変なので車のトランクにいつも入れていました。
三輪車は1階の駐輪所に置いています。
外構でサイクルポートは採用するつもりなので自転車はここに置いておけばいいのでシューズクロークには収納しないだろうと考えました(三輪車も。ベビーカーは今後使う時が来たら、シューズクローク・車のトランクどちらかに置いておこうと考えています)。
シューズクロークに自転車や三輪車、ベビーカーは収納しないのではと思いました(ベビーカーは収納するかもです)。
続いて、コートなどについてですが、玄関付近に収納場所があるといいとは思うのですが、シューズクロークでなくてもいいと思います。
土間ではなく床の収納場所の方がいいかなと思っています(私は玄関近くの階段下収納に置いておくつもりです)。
釣り具などの趣味関係の物についてですが、そもそも無趣味なので収納したい物がありません(笑)
唯一シューズクロークに収納したいと思う物は、カッパ(レインコート)ですが、これも数年しか使わないのではないでしょうか。
最近の小学生の登下校を見ても、雨の日に傘をさして登下校しています(低学年の子供達ぐらいが着ている感じです)。
あまりカッパ(レインコート)を使う機会も少なくなっているのかなと思います。
掃除道具なども近くに物置を設置してそちらに収納すればいいかなと思っています。
色々シューズクロークに何を収納しようかなと考えましたが、どうしても収納したいと思う物がありませんでした。
「わざわざ坪数を増やしてまでシューズクロークを作る必要性が見つからなかった」というのが、シューズクロークを採用しなかった一番の理由になります。
「通り抜け出来るシューズクローク」について
以上が、シューズクロークを採用しなかった理由についてなのですが、今回シューズクロークについて書いていますので、少し気になっている事について書いていきます。
その気になっている事というのは、前回書きました「通り抜け出来るシューズクローク」についてです。
この通り抜け出来るシューズクローク、大きな玄関がお客様用(左側)、小さな玄関(シューズクローク)が家に住んでいる方々用(右側)という、2種類の玄関がある間取りなのですが、この間取りってどう思いますか?
最初この間取りを知った時は、「面白い間取りだな、いいな~」と思ったのですが、よくよく考えていくと疑問点が出てきました。
この間取りだと、左側の大きな玄関に一条工務店のシューズウォールが採用されて、右側のシューズクロークである小さな玄関は可動棚を採用しての下駄箱になると思います。
●お客様ってそんなに来賓頻度って高いんですかね?
あまり使わない玄関の方が広いっていうのもどうなのかなと思います。
●お客様専用の下駄箱って必要ですか?
一条工務店にはシューズウォールっていう立派な下駄箱があります。
収納力もすごいです。
お客様側が可動棚での下駄箱、家に住んでいる方々側の玄関がシューズウォールなら理解出来るのですが、そのような間取りは見た事がありません(私が見た事がないだけなのかもしれませんが)。
お客様側がメイン玄関なので可動棚ではカッコ悪いからなのかもしれませんが、メインで住んでいる方々こそシューズウォールを利用した方がいいと思います。
もしかしたら家に住んでいる方々がメイン玄関のシューズウォールに靴を入れているのかもしれませんが、それなら小さい玄関を作る必要性があるのかなとも思ってしまいます。
●玄関から2つの方向に行ける間取りはいいなとも思っていましたが、よくよく考えてみると玄関を2つに分けなくても、玄関上がってから2つの動線を作ればいいと思います。
最初は通り抜け出来るシューズクロークっていい間取りだなと思っていましたが、色々考えていったら「どうなのかな?」と思うようになっていきました。
間取りを考えるのはとても面白いですね。
最後に
シューズクロークをなんで採用しなかったのかについてと通り抜け出来るシューズクロークについて書いていきましたが、そういえば私が契約するキッカケとなった一条工務店の展示場も玄関は通り抜け出来るシューズクロークの間取りです。
広い玄関がお客様用で、小さい玄関がD担当など一条工務店の社員用です。
私たちが利用する広い玄関側にはシューズクロークがあります(4列か5列の大きなシューズクロークです)。
私たちお客さんは玄関土間に靴を置いています。
シューズクロークなんて一切利用しません。
この大きなシューズクローク、何の為にあるのかなと疑問に思いながら展示場に行っていたなとこのブログを書いていて思い出しました。
通り抜け出来るシューズクローク、面白い間取りなのですが本当に必要なのかなと思う間取りでもあります。
通り抜け出来ないシューズクロークは、収納したい物がある方にとっては便利な間取りなのかなと思います(私は収納したい物がありませんでした)。
最後まで読んで頂きありがとうございました。