こんばんは しんちゃんです。
今日は「気になったけど採用しなかったシリーズ」の第8弾です。
今回は「シューズクローク」です。
一条工務店のタブレットの間取り集やブログなど見ていても多いシューズクロークを採用した間取り。
私もシューズクローク採用したいなと思いましたが、結局採用しませんでした。
前回の床下パントリーと違い、
シューズクロークは坪数が増えるので採用が難しかったという理由もありますが、一番の理由は違います。
今回のシューズクロークは前編・後編の2部構成になっています。
目次
シューズクロークとは?
玄関の収納場所と言ったら、「土間収納」と言うと思っていましたが、一条工務店では「シューズクローク」と言うそうですね。
どちらも同じ玄関の収納場所です。
シューズは「靴」という意味は分かります。
では「クローク」とは???
クローク(cloak)とは「袖のない外套」の事です。
袖がないコートという感じです。
マントとの区別は曖昧なようなのですが、マントよりも体を包み込むという意味合いが強いです。
クロークより短く、下半身をあまり覆わないものは、ケープと呼ばれます。
クロークルームと略してクロークというそうです(日本ではそう呼ぶ事が多いそうです)。
クロークルームは、クロークを保管しておく部屋です(旅館やホテルでは衣類や貴重品など収納保管する部屋の事をクロークルームを言っていました)。
一時保管する収納場所という感じです。
なので、シューズクロークは靴やコートなどを収納する場所という感じですね。
益々分かりにくくなってしまいました(笑)
玄関は家の出入り口なのでスッキリ片付いていた方が気持ちいいですから、玄関が散らからないように収納場所があるといいですよね。
私のアパートはめちゃくちゃ玄関狭いし、
下駄箱もそんなに大きくないのでいつも靴で玄関ぐちゃぐちゃです(撮影する為に綺麗にしました)。
スッキリ綺麗な玄関に憧れます。
シューズクロークは2種類ある?
玄関については前にも書きましたが、
シューズクロークって2種類あると思います。
私が最初イメージしていたシューズクロークは、先ほど書いたように玄関の収納場所なのでこのような間取りでした。
左の広い部分が玄関、右の小さな部分がシューズクロークです。
玄関の収納場所の役割なので通り抜けなど出来ません。
このブログでは、このシューズクロークの間取りを「通り抜け出来ないシューズクローク」と呼ぶ事にします。
この収納場所には、靴だけではなく、コートやジャケット(クロークは袖がないので着ないと思います(笑))、趣味の物(釣り具など)、自転車や三輪車など収納する事が出来ます。
子供が小さい時などはカッパ(レインコート)を収納しておく場所として最適です(雨で濡れている時など)。
傘置き場としてもいいですね。
玄関とシューズクロークの間を引き戸などで閉じれば、シューズクローク内が荷物などでごちゃごちゃしていても玄関はスッキリします。
この形が本来のシューズクロークかなと思うのですが、もう1種類の間取りがあります。
それは、次のような間取りです。
さっきと同じように、左が広い玄関、右の小さな部分がシューズクロークなのですが、この間取りではシューズクローク側からも通り抜け出来ます。
このブログでは、「通り抜け出来るシューズクローク」と呼ぶ事にします。
この通り抜け出来るシューズクロークはすごい間取りだなと思いました。
画期的なアイデア間取りです(前からあった間取りなのかもしれませんが、私は間取りを考え始めるまで知りませんでした)。
まず玄関から2つの通り道があるのは便利だと思います。
1つはLDKに、もう1つは洗面・脱衣所など家に帰って来てからすぐに行きたい場所に行けます。
もう1つのこの間取りの特徴は、玄関自体も2つに分けます。
先程の図では、左の大きな方がお客様用玄関、右の小さな方(シューズクローク)が家に住む方々用の玄関です。
なので、家に住んでいる方々は普段は小さな方(シューズクローク)をメイン玄関として使用します。
靴ってどうしても脱ぎっぱなしになるので、家族が多いと玄関土間は靴だらけになります。
日本人は特に他人の目を気にします。
家にはお友達や親戚などだけではなく、宅配の方や変な勧誘など色々な方が来る事があります。
玄関は見られる機会が多いです。
この通り抜け出来るシューズクロークでは大きな玄関は普段使用しないのでいつもスッキリ綺麗です。
通り抜け出来ないシューズクロークと同じように、引き戸などで閉じれば、スッキリ綺麗な玄関しか見られません。
2つとも同じシューズクロークという間取りなんですが、用途も全然違う間取りになってきます。
最後に
今回はシューズクローク・前編になります。
シューズクロークも採用するかしないかで色々悩みました。
色々書きたい事はあるので、前編・後編の2部構成になってしまいました。
次回はシューズクローク・後編について書いていきます。
後編でなぜシューズクロークを採用しなかったかについて詳しく書いていきます。