こんばんは しんちゃんです。
私が家の間取りを考えていた時、最初は「玄関は広い方がいい」と思っていました。
家の出入り口だし、今のアパートの玄関がすごく狭いので絶対広い玄関がいいと思い間取りを考えていました。
ただ、1階の他の場所の方が優先度が高く、玄関はあまり大きく出来ませんでした。
他の方の間取りを見ても玄関は狭い方が多いかなと思います。
その狭い玄関をより狭く感じさせる要因は「玄関ポーチ」にもあるのではないかなと思っています。
今日は外構においての玄関ポーチの重要性について書いていきます。
目次
玄関を少しでも広く感じるようにした工夫
玄関は家の出入り口でありとても重要な場所です。
ただ、家で生活していて玄関に滞在している時間は少ないと思います。
重要な場所ではあるのですが、家の出入りの時だけしか使わないのでどうしても間取りでも優先度が低くなり狭い玄関になってしまうのだと思います。
私も間取りを考えていて玄関を広く取る事が出来ませんでした。
本当は広い間口の玄関が理想でしたが(奥行きも広い方がいいです)、2マスの間口の玄関しか間取り的に難しかったです。
この2マスの間口の玄関をどのようにすれば少しでも広く感じれるかなと考えた時思い浮かんだのは、「玄関ポーチを広くする」という考えでした。
ちょうどその時トイレの位置もどうするか悩んでいて、このトイレを玄関に配置すれば玄関ポーチも広くなるんじゃないかと思い、このように玄関ポーチだけでも3マスの幅になりました。
玄関の間口の幅は変わらずに2マスなのですが、玄関ポーチが広くなっただけでも玄関全体として広く感じます。
玄関ポーチが必要最低限の広さの設計が多い
この間取りの作成の時点ではこの玄関ポーチというのは玄関の間口の大きさで自動的に決まるのでこのようなトイレを引っ付ける間取りにしましたが、住宅会社が設計する玄関ポーチって狭くないですか?
玄関の間口が2マスなら玄関ポーチも2マスになります。
玄関の間口と同じ幅だと狭いです。
さらに奥行きも狭くないですか?
玄関ドアを開いたら一番上のポーチに立つスペースがほとんどないです。
真正面から玄関ドアを開ける事は難しいです。
この極小の玄関ポーチは一条工務店に限った事ではありません。
一条工務店の家だけではなく、色々な方の間取りを見ましたが(間取りだけではなく実際の家の写真なども見ました)、どの家もこのような極小玄関ポーチです。
どうやって玄関ドアを開けてるのかなと思いました。
一段下のポーチから開けるのでしょうか。
この玄関ポーチというのはこのような狭い空間なんだと思っていたので、この奥行きはどうしようもないのかなと思い、玄関ドアを開けやすくするためもあって玄関ポーチの幅を広くしようと間取りを考えました。
赤の丸の位置のように、玄関ドアに真正面に立つのではなく少し斜めから開ける感じです。
この狭い奥行きのポーチの上ではこのような玄関ドアの開け方しかないように思います。
私の友達の新築の家もこのような極小ポーチでした。
ただ、昔の家はこんな狭いポーチはなかったと思います。
昔の家のポーチはゆとりある広さです。
最近の家は基礎をしっかりして地面から少し高い位置に家が建つので、ポーチを昔のように広くしようとするとその分コンクリートの量も多くなり費用が高くなるので最低限の大きさになっているのかなと思っています。
あとは今は軒があまり出ていない家が多いので、玄関から軒が出ている部分の奥行きが狭くその範囲にポーチを作るので狭くなるのだと思います。
雨に濡れる心配もありますが、屋根がなくてもゆったりした奥行きの玄関ポーチがいいなと思います。
外構ではアプローチについて考えるが・・・
外構で考えるのはポーチではなくアプローチだと思います。
私もアプローチはどのようにしようか悩んでいるのですが、アプローチも大事なのですが、ポーチも大事だと思います。
ポーチは住宅会社の施工したままで、外構でアプローチのみを考える場合が多いと思いますが、外構でポーチを大きくする事も出来ます。
私も上の図のようにポーチの奥行きをゆったりしたいなと考えています。
問題は、このポーチの奥行きを広くする事を一条工務店(家の施工会社)に頼むのか、外構業者に頼むのかという部分です。
私の場合すでに「工事着手承諾」しています。
これは変更になってしまうので費用が余計にかかってしまうと思います。
外構業者に頼むにしろ、一条工務店側にもポーチの奥行きを広くしたいと考えていると伝えないといけません。
外構の予算の関係もあるので悩み所です。
ポーチの階段部分をゆったりにしてみるのもあり
ポーチの階段部分も住宅会社が設計する場合、大体が奥行きは最低限の広さになると思います。
上の図のように、①・②・③で上りきるポーチが多いと思います。
普通に利用するだけなら特段問題はないかもしれませんが、最近よくあるのは玄関内に自転車を入れたり出来るような大きなシューズクロークを設計する場合があると思います(三輪車、ベビーカーをしまう場合もあります)。
その場合、このようなポーチの階段だと不便です。
このような場合は階段部分(①・②の部分)の奥行きもあるポーチにするといいと思います。
これなら自転車なども簡単に玄関まで運ぶ事が出来ます(スロープにするのもいいと思います)。
老後の事も考えるとこのような玄関ポーチもいいと思います。
私はこんなゆったりしたお洒落な玄関ポーチがいいなと思っています。
幅も奥行きもゆったりして階段を上るごとに幅が広くなるので広さと奥行きもさらに感じます。
植栽もあるといい雰囲気になると思います(ポーチというかアプローチも兼ねている感じではありますが)。
最後に
色々間取りなど調べていて気になった「玄関ポーチの狭さ」。
一条工務店に限った事ではないですが、どうしてあんなにも狭い玄関ポーチにしてしまうのでしょうね。
玄関の出入りなどを考えたらあんな狭いポーチにはならないのではと思ってしまいます。
自分で言わない限り、住宅会社側から広い玄関ポーチを最初から提案する事はないと思います。
もし、外構もセットで施工する住宅会社ならこのような狭い玄関ポーチは採用しないはずです。
家に出入りする重要な場所である「玄関」。
玄関の広さだけでなく、玄関ポーチの広さもとても重要だと思います。
その広い玄関ポーチがあってこそ、その前にあるアプローチが映えるのだと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。