こんばんは しんちゃんです。
前回、「間取りでの後悔ポイント① ~収納~」について書きました。
家が完成する前ではありますが、まだ後悔ポイントはあります。
今回は「窓」についてです。
今日は、間取りの後悔ポイント② ~窓~について書いていきます。
目次
引き違い窓は出来れば採用したくはなかった
前にも書きましたが、引き違い窓は気密性が悪いです。
一条工務店は気密についてはあまり重要視していないようです。
気密測定では、C値は0.7以内なら合格だそうです。
最低でも0.5は切って欲しいと思っているのですが・・・
間取りを考えている時に、気密の事も気になり、気密について重要視しない一条工務店では少しでも気密性がよくなるように、「引き違い窓は採用しない」と心に決めたのですが、結局引き違い窓を2ヵ所採用する事になってしまいました。
1階に1ヵ所、
2階にも1ヵ所です。
引き違い窓は気密性も悪いし、サッシの汚れも特に気になります(開き窓もサッシの汚れは気になりますが、引き違い窓の方が気になります)。
施工により気密性は向上出来るのですが、地鎮祭の時に工事担当者の方と話していたら、「気密は設計によります」と言われ、施工には期待は出来ないなと思いました・・・
開き窓と引き違い窓でどのくらい気密性に違いがあるか詳しい数値までは分かりませんが、引き違い窓が気密性が悪いのは確かなので、引き違い窓を一切採用しない間取りにすればよかったなと後悔です。
採光重視で考えていたのですが、少し窓が多いかも
窓の後悔ポイントはまだあります。
それは、窓を少し多めに採用し過ぎたかなという後悔です。
明るい家がいいなと考えていたので、窓は多めがいいなと思っていました。
次に書きますが、「パッシブ設計」など全然考えておらず、採光重視で考えていました。
1階には、窓が10ヵ所あります(キッチン南は勝手口なのですが、窓としてカウントしていなす)。
2階にも、窓が10ヵ所あります(吹き抜けや子供部屋の窓のような引っ付いた2連窓は1ヵ所の窓とカウントしています)。
間取りを考えている時はあまり気にしていなかったのですが、間取り確定してよく見てみると、「窓少し多くない?」と思うようになりました。
南側については大きな窓が沢山あってもいいのですが、東西北側の窓も大きな窓はないですが(吹き抜けの東側のみ大きな窓はあります)、窓の数が多いかな・・・と。
一条工務店の窓はオリジナルの樹脂サッシのトリプルガラスです。
U値(熱貫流率)は、0.8W/㎡・Kと高性能ではありますが、窓のU値は壁などに比べれば大分悪い数値なので、Ua値の事を考えると窓は少ない方がいいです。
断熱性を考えるのなら、南側以外の窓は小さく少ない方がいいです。
あまり断熱性について考えずに間取りを設計していました。
窓、もう少し少なく小さくすればよかったと後悔です。
夏の日射遮蔽を考えていなかった
先程書きましたが、「パッシブ設計」という設計の考え方があります。
色々調べて勉強しただけなのでそこまで詳しい訳ではないのですが、
パッシブ設計とは簡単に言うと、太陽をうまく利用する設計の事です。
冬は日射取得、夏は日射遮蔽が大切になります。
冬に太陽の日光がよく部屋に入るように(日射取得)窓の間取りを考えて、夏は太陽の日光が部屋に入らないように(日射遮蔽)窓の間取りを考える設計です。
私は間取りを考えている時、このパッシブ設計という考え方を知りませんでした。
ただ、採光の事を考えて、南側に大きな窓を設置して、吹き抜けも採用する間取りにしました。
この考え方はパッシブ設計の考え方でもあり結果的にはよかったと思うのですが、問題は日射遮蔽です。
2階の南側の窓は軒が出ているので大丈夫かなと思っているのですが、1階の窓は日光モロに入ってきます。
一応「タープリング」というのを付けてもらい、シェードを設置するように考えてはいるのですが(ただ、これもリビングの窓のみです。ダイニングの窓、勝手口からは日光はモロに入ります)、問題は西側の窓です。
夏の西日は強烈です!!!
西日については、軒が出ていても関係ありません。
太陽は東から西に沈みます。
夏の太陽は高い位置にあるので南側に関しては軒がある程度出ていれば防げるのですが、太陽は西に沈んでいくので低い位置になります。
この西日は軒では防ぐ事は出来ません。
そうなると、シェードで防ぐか、外付けのブラインドを設置するか、そもそも窓を採用しないかしか対策がありません。
一条工務店にはハニカムシェードという断熱性の高いシェードが標準仕様であり、西側の窓については遮熱タイプのハニカムシェードが標準仕様なのですが、このハニカムシェードがあれば西日も大丈夫と過信していませんか・・・?
この遮熱タイプのハニカムシェードでも夏の日射遮蔽対策としては不十分なんです。
なぜかというと、このシェードは室内側に設置されているからです。
シェードが遮熱しているのは、窓から室内に入ってきた日光です。
窓とシェードの間はすでに室内なんです。
この室内に入ってきた太陽の日光の熱で室内は暑くなってしまいます。
シェードで遮熱する為には、室内ではなく外に設置しないとあまり意味がないんです。
1階なら自分で西側の窓にシェードを設置する事は可能ですが、2階については難しいです。
黄色が南側、緑色が東側、青色が北側、赤色が西側の窓です。
パッシブ設計では、南側に大きな窓を沢山、東西北に関しては窓は小さく数も少なくていいそうです。
大きさは小さいですが、「東西北」についても南側と均等な感じで窓が設置してあります。
特に西側の窓。
夏の西日が気になります。
どのように日射遮蔽の対策をしようか考え中です。
パッシブ設計について考えずに採用した窓の設置について後悔です。
最後に
前回の「収納」と今回の「窓」に関してが、間取りでの一番の後悔ポイントです。
設計士の方は日射取得や日射遮蔽については何もアドバイスなどなかったですね。
「一条工務店は性能が高いのでそんな事考えなくても大丈夫」と思っているのではないでしょうか。
もう少し色々調べてから間取りを考えればよかったなと後悔もしています。
ただ、もう間取りは確定して、今月にも着工予定なので仕方ありません。
この辺りの対策は今後考えていこうと思っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。