こんばんは しんちゃんです。
前回・前々回と間取りの後悔ポイントについて書きましたが、
今日も間取りの後悔ポイントについて書いていきます。
今回は嫁殿が採用したいと言っていましたが、家が小さいのでスペースが確保出来ずに断念した「ランドリールーム」についてです。
目次
洗濯物は「外で干す」か「部屋で干す」か
昔は洗濯物は「外に干す」というのが一般的でした。
私の実家も洗濯物は外で干していました。
その場所はもちろんベランダ(バルコニー)でした。
ベランダは洗濯物を干し為にある物という感じでした(布団も干していました)。
なぜ洗濯物を外で干すのかというと、
- 部屋干しでの生乾きの匂いが臭い。
- 外じゃないと乾かないから。
というような理由からです。
ただ、近年は洗濯物は「室内干し」が多くなっていると思います。
「室内干し」が多くなっている理由は、
- 共働きが多くなり、洗濯物を夜まで取り込む事が出来ないから。
- 花粉や黄砂、PM2.5など服に付着するのが嫌。
- 急な雨にも対応出来るから。
というような理由からだと思います。
先程書いた外で干す理由についての事があるので部屋干しは少し不安があるのではと思いますが、今は部屋干ししても生乾きの臭い匂いは全然しません。
この理由について最初は「昔より家の性能がよくなったから」と思っていたのですが(よく一条工務店では部屋干ししても臭い匂いはしませんというのを聞いたりしていたので、高気密・高断熱の家ならではと思っていました)、実際は家の性能は匂いに関してはあまり関係ないのではと思っています。
なぜそのように思うのかというと、今住んでいる最悪な性能のアパート(冬は寒い、夏は暑い、音は丸聞こえ)でも部屋干しをしても特に臭い匂いがしないからです。
昔は実家で部屋干しをしたら、少し臭い匂いがしました。
今部屋干しをしても臭い匂いがしないのは、洗濯洗剤の性能がよくなったからなのではと思っています。
実際、洗濯洗剤を使わずに、水だけでタオルを洗って部屋で干したら臭い匂いがしたからです(嫁殿には怒られました)。
ただ、外で干す理由のもう1つの、「外じゃないと乾かないから」という事については今のアパートでは実感しています。
特に今の梅雨の時期。
部屋干しでは全く乾きません!
扇風機や除湿器を使ってやっと乾くという感じです。
ただ、臭い匂いは全くしないので部屋干しをしていますが。
その点一条工務店の家では「洗濯物がよく乾く」というのを聞きます。
24時間換気システムの影響なのでしょうか(気密性がある程度ないとダメなんでしょうが)。
部屋干しでも大丈夫なら絶対その方がいいので、部屋干しをする前提で間取りを考えました。
近年流行りのランドリールーム
近年部屋干しが流行っていて、その部屋干し専用の空間である「ランドリールーム」というのがあります。
外干しをする時は、洗濯をしてから洗濯物(濡れていて重いです)をわざわざ外まで運ぶという動作、外で干して洗濯物を家の中に入れるという動作があります。
部屋干しでも、例えば洗濯は1階で、干すのは2階でという形なら同じような動作が必要になります。
その手間を無くした時短に繋がる空間が「ランドリールーム」です。
「洗濯→干す→畳む」という一連の作業が1つの場所で出来る空間です。
「しまう」という事も同じ空間で出来るランドリールームもありますが、私は「しまう」のは違う場所でいいかなと考えています(詳しくはまた後日書こうと思います)。
私の家では洗濯はほぼ毎日しているので、この洗濯の一連の作業が1つの部屋で出来るのは時短にもなりとても有難いです。
ランドリールームは採用したかったけど・・・断念しました
嫁殿は「ランドリールームが欲しい」との事でした。
私も採用したかったのですが、小さい家でランドリールームを採用する事は難しかったです。
採用しようと思えば出来ましたが、私の中では「優先順位が低かった」のです。
1階に和室を採用したのでこの空間をランドリールームにする事は十分出来ました。
和室については前にも書きましたが、
和室の方が優先順位が高かったので、ランドリールームの採用は諦めました。
ただ、1階で洗濯をして2階で干すという無駄な動作は嫌だったので、「洗濯→干す」という動作は同じ空間で出来るように間取りを考えました。
その空間は1階のどこかというと、洗面・脱衣所です。
この空間で、「洗濯→干す」という事をやりたいと考えています。
この場所に「ホスクリーン」が3つ設置してあります(標準で3つまで採用出来ます)。
2つは物干し竿で使い、あとの1つはぶら下げて干す感じで考えています。
後悔ポイントは、この干す空間が狭かったという事です。
まだ実際住んでいないので分からないですが、この空間だけで全部干せるか不安です。
洗濯物を干していると、朝洗面所を使う時に邪魔になると思い、入り口から遠い方に収納を配置しました(入り口から近い方に洗面台を設置しています。せめてもの抵抗です)。
全部干せない場合は、お風呂に干すか、隣の和室に干そうと計画しています。
この和室には、「物干しワイヤー」を設置しました(干し姫サマは高かったので採用を見送りました)。
和室まで少しは距離もあるので、出来れば洗面・脱衣所で全部干せるといいのですが・・・
洗面・脱衣所で干すデメリット
ランドリールームは採用せず、洗面・脱衣所で干すと考えていましたが、デメリットはあります。
それは「来客時にこの場所に干しておけない」という部分です。
今コロナの影響もあり、うがい・手洗いについての重要性が高くなっています。
家に帰って来たら必ずうがい・手洗いをする習慣も付いてきています。
来年以降、もしコロナが収束していたとしても(来年はまだ難しいかもしれませんが)、しばらくはこの習慣は残ると思います(この習慣はいい事だと思います)。
友達や親などが家に来た時、家に入ったらうがい・手洗いをすると思います。
その時に、洗面所に洗濯物を干しっぱなしには出来ません。
違う場所に干さなければいけません。
これが、洗濯関係の専門空間であるランドリールームとの決定的な違いです。
あと、この狭い洗面・脱衣所では洗濯物を畳むスペースがありません。
違う部屋に洗濯物をしまう事はいいのですが、畳むという動作も同じ空間で出来ると便利ですよね。
これも後悔ポイントです。
最後に
間取りの優先順位の関係でランドリールームを採用しませんでしたが、やっぱり採用すればよかったかなと後悔はしています。
「小さい家で洗濯物専用の部屋なんか作れるスペースなんかない」と思っていましたが、毎日する洗濯。
和室よりもランドリールームの方が優先順位が高かったのかも・・・と後悔です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。