こんばんは しんちゃんです。
今日は上棟2日目でした(8月28日)。
家族で午前中(10時)に見学に行ってきました。
とても暑かったので、差し入れを持って行ってよかったと思いました。
作文みたいな文章になってしまいましたが笑、上棟の詳しい話はまた後日書こうと思います。
さて、今日は「一条工務店に決めた理由」の第2弾です。
一条工務店の展示場などで営業マンが言う、「標準仕様です」という言葉。
この「標準仕様」が一条工務店に決めた理由になります。
今回はその標準仕様の中でも「性能」について書いていきます。
目次
理由② 〜標準仕様(性能)だから〜
「家は性能」が一条工務店のキャッチフレーズです。
その名の通り、性能は最高レベルだと思います(気密性は少し不安もありますが。あと、断熱性についても少し疑問もありますが。この辺りは詳しくは過去記事をご覧下さい)。
家作りを考えるまでは、日本の家の性能は世界的に見ても高水準だと思っていたし、家に性能という考えを持った事はありませんでした(親の実家のリフォームの時に少し性能について施工して頂いた工務店の方から教えてもらいましたが、その時はあまりピンときませんでした)。
「家はデザイン・住みやすい間取り」と最初は思っていましたが、一条工務店の展示場でD担当から性能について色々教えてもらい、考えが少し変わりました。
ただ、その時は家を売りたい営業マンの営業トークと思っていたのですが(この時点では性能重視とは考えていませんでした)、確かに展示場の空間は快適だったし(8月頃だったと思います)、他の大手ハウスメーカーにも行った時は各部屋は涼しいのですが窓際は暑く感じたし、一番暑いと思ったのは玄関で、性能の違いでここまで違うんだなと思い、家に帰ってきてから色々「家の性能」について調べるようになっていました。
一条工務店というば「全館床暖房」が有名で、実際この全館床暖房が決め手で一条工務店に決めた方も多いと思います。
宿泊体験でも全館床暖房の快適性は確認出来たし、とてもいい設備だと思うのですが私はこの全館床暖房は特に決め手ではありませんでした。
そもそも宿泊体験で全館床暖房の快適性を確認する前に一条工務店とは本契約をしています。
私が一条工務店に決めた理由は、高性能な家が標準仕様だったからです。
高性能な家を作る住宅会社は沢山あっても、その性能が標準仕様という所はほとんどない
最近は高性能な家、「高気密・高断熱」と謳っている住宅会社は増えています。
一条工務店が圧倒的にスバ抜けて高性能な家を作っていたというのは昔の話です(もちろん昔から一条工務店以外にも高性能な家を作っていた工務店はあります)。
調べていても、ほとんどの住宅会社が「高気密・高断熱」を謳っています(ただ、実際は数値も公表されていない、気密測定すらしていない、なんちゃって高性能を作っている住宅会社が多いのも事実です)。
一条工務店よりも高気密・高断熱な家を作っている住宅会社も沢山あります。
一条工務店がUa値0.26、C値0.59なのに対して(i-smart・i-cubeの場合)、
Ua値0.2、C値0.2というような超高性能な家を作っている住宅会社もあります(数値上だけの話になりますが)。
冬に加湿器を使わなくても大丈夫という調湿性も優れている家などもあります(漆喰の塗り壁にしただけでは家全体の調湿は無理です。漆喰にそこまでの調湿性能はありません。その住宅会社は家の躯体全部で調湿をするように考えられています)。
「一条工務店以外にも高性能な家を作っている住宅会社はあるんだな」と思っていましたが、一条工務店とは決定的に違う点があります。
それは、「標準仕様」か「オプション対応」かの違いです。
一条工務店と同等かそれ以上の性能の家はあるのですが、その性能は標準仕様ではないオプション対応という場合がほとんどです(私が知る限りでは一条工務店と同じ標準仕様で高性能な住宅会社は他には1社しかありません。私が知らないだけで他にもあるとは思いますが。情報不足ですいません)。
実はUa値0.2・C値0.2という超高性能な家はオプション対応での結果であり、標準仕様はグンと性能は下がります(Ua値0.6以下・C値1.0以下など)。
断熱性能は断熱材の厚みで数値はよくする事は出来ます。
気密性は施工技術なので難しいとは思いますが、気密の取り方と知っていて丁寧に施工すれば数値はよくなります。
一条工務店の性能が特別なのではなく、どんな住宅会社でも高性能な家は作る事が出来ると思います(調湿性に関してはどの住宅会社でもというのは難しいと思います。すごい色々考えられたんだろうなと思います)。
耐震性能についてもそうです(許容応力度計算などでしっかり計算すれば耐震等級3は取れるはずです)。
高性能な家作りをする住宅会社は多くなっていますが、実際はオプション対応までして性能を上げないのではないでしょうか?
国の基準である省エネ基準・ZEH基準(Ua値について)の性能まででいいという判断であったり、コストの関係で断念したり。
高性能の家を作るのにオプション代が多くかかるという事は、Ua値0.2・C値0.2のような超高性能住宅も作れるんだぞというアピールなだけのような気がしてしまいます。
高気密・高断熱の家を謳っているのなら、その性能が「標準仕様」でなければいけないように思います(高性能を売りにしていないのであれば仕方ないですが)。
確かに日本では北は北海道、南は沖縄まで環境は違います。
国の基準でも、1地域から8地域まで区分されています。
よくHEAT20のG2グレードの性能で十分というのを目にしますが(国の基準ではありません)、1地域から8地域までは結構な差があります(Ua値1地域0.34、7地域では0.46です。8地域の沖縄に関しては設定がありません)。
ですが、去年発表された(2019年6月)HEAT20のG3グレードは、
- 1地域 0.20
- 2地域 0.20
- 3地域 0.20
- 4地域 0.23
- 5地域 0.23
- 6地域 0.26
- 7地域 0.26
と、どの地域でもほとんど差は無くなりました。
お客さまによって(地域によって)性能に差が出来てもいいという考えは、高気密・高断熱を謳っているのならどうなのかと疑問にも思います。
多くの住宅会社と違い、一条工務店は高気密・高断熱について標準仕様です(耐震等級3についても標準仕様です)。
標準仕様なので、私の地域はここまでの性能はいらないから性能を下げて値段を下げて欲しいという事が出来ません。
「家は性能」と謳っているだけの事はあるんだなと思います。
私がすごい興味を持った「家の性能」について、標準仕様で作ってくれる一条工務店は信用出来るし、この考え方が素敵だなと思ったのが、一条工務店に決めた理由になります。
最後に
今回は一条工務店に決めた理由の2つ目となる、「標準仕様(性能)」について書きました。
一条工務店は展示場のような家が標準仕様で建てる事が出来ます。
しかし、実際は結構オプション費用がかかります笑。
でも、そのオプション費用は家の性能とは関係ありません。
拘りがなければ、オプション費用なしでも快適な家を建てる事が出来ます(実際、オプション費用なしという方はいないとは思いますが)。
一条工務店がもし高気密・高断熱の家を建てる為にはオプション費用がかかるという事ならば、一条工務店に決めていなかったかもしれません。
それなら他の住宅会社でも出来ますから(ただし、一条工務店と同等の性能にしようとするともしかしたらもっと坪単価は高くなるかもしれません)。
値引きも嫌いですが、オプションというのも好きではありません(といいつつ、私のオプション費用も結構な金額になっていますが・・・)。
高気密・高断熱の家が標準仕様で建てる事が出来る。
一条工務店のこの部分がとても好きです。
最後までお読み頂きありがとうございました。