こんばんは しんちゃんです。
今日は、我が家の「結露」について書いていきます。
アパートに住んでいる時は、冬は毎日結露で窓がびしょびしょで大変でした。
(雑巾で拭いて2〜3回絞れるぐらいびちょびちょでした)
カビも生えていたし、結露で悩まされる家には住みたくないなとずっと思っていました。
「結露などに悩まない家って無いのかな?」という事を考えながら、家を建てる会社を探していたのですが(後は夏に暑すぎ、冬に寒すぎっていう家が普通なのかな?違う家は無いのかな?など家についての疑問がたくさんありました)、そんな時に出会ったのが「一条工務店」でした。
一条工務店i-smartに住み始めたのが、昨年の11月で初めて冬を過ごしました。
実際、「結露はどうだったのか?」というのが今回のブログになります。
目次
一条工務店の家は結露しないのか?
一条工務店の家は、高気密高断熱で窓も樹脂サッシのトリプルガラスなので「結露はしない」という事ですが、実際はどうなんでしょうか?
最初に結論から書きますが、我が家は結露しました。
しかし、これは仕方ないかなとも思っています。
どんなに高性能な家でも生活の仕方等で結露が起きても仕方ないかなと思う部分もあります。
ちなみに我が家では、初めての冬加湿器は一切使用しませんでした。
うるケアの標準・多めで過ごしていました(うるケアは標準・多め・少なめの3種類あります)。
我が家の結露の状況
一条工務店i-smartに住んで初めての冬の期間を過ごして、我が家で結露が発生したのは2日間だけでした。
(冬の期間毎日窓をジロジロ見ている訳ではないので、もしかしたら他にも結露していた日はあるかもしれませんが、私が確認出来たのは2日間だけでした)
その日はよく覚えているのですが、朝出勤する時外の温度が「−5度」というとても寒い時でした。
起きた時、いつもより寒いなと感じる日でした。
実際結露した窓はこんな感じです。
窓の四隅のほんの少しですが、結露していました。
(写真では四隅の一部ですが、写真のように四隅ともほんの少し結露していました。2日間とも同じような結露の状況でした)
ハッキリと覚えていないのですが、2階のどの部屋の窓もこんな感じで結露していたと想います(うる覚えですいません)。
テッシュ1枚で拭けるほどの結露なので、まあこのぐらいなら許容範囲ですね。
アパートの時は、毎日びしょびしょだったのに比べれば、全然いいです。
不思議な「窓の外側の結露」
我が家の初めての冬の結露の状況は以上でしたが、これは窓の内側の話です。
今まで、冬の窓の結露は全て内側(部屋側)でした。
それが普通だと思っていたのですが、一条工務店の家では初めての現象がありました。
それは「窓の外側の結露」です。
初めて見る、とても不思議な現象でした。
最初見た時は、「一条工務店の家でも冬は窓に結露が出来るんだな・・・」と思ったのですが、よく見たら窓の外側が結露していて、内側は一切結露していません。
上の写真のような現象は、冬の期間1〜2回などではなく、複数回見られました(もちろん毎日ではありませんが、結構見たと思います)。
あと、アパートの時みたいに窓枠付近まで結露するのではなく、窓枠付近は一切結露していません。
こんな結露の仕方初めて見ましたし、「なんでこんな現象が起きたんだろう?」と疑問でした。
このような窓の外側の結露はなぜ起きた?
窓の外側の結露は初めて見ましたし、とても不思議な現象でした。
なぜこのような現象が起きたのでしょうか?
不思議で調べていたら、高気密高断熱の家ではこのような現象は起きるようです(他の家でも同じような現象が発生していて安心しました)。
そもそも「結露ってなぜ起きるの?」という疑問でもあります。
この結露に関する話題になると、必ず見かけるのが「絶対湿度」という言葉です。
よく温湿度計などで見る湿度の表示は、「〇〇%」ですよね。
このよく見かける「%」で表すのは、「相対湿度」です。
相対湿度が空気中に含まれる水蒸気の割合を表しているのに対して、絶対湿度は空気中に含まれる水蒸気の量を表しています。
水蒸気の量なので、絶対湿度では「〇〇g/㎥」と表示します。
空気は温度によって含む事が出来る水蒸気の量が変わってくるので、空気中の水分量が同じでも温度の変化で相対湿度では数値が変わってしまうので、温度の変化でも数値が変わらない絶対湿度で考える方がいいのかもしれません。
しかし、空気の温度により含む事が出来る水分量(飽和水蒸気量)が決まっているので、絶対湿度が測れる湿度計が無くても、温度と相対湿度が分かれば絶対湿度も分かる事になります(温度での飽和水蒸気量を調べたり、計算するのが面倒ですが)。
話が少し逸れましたが、結露がなぜ起こるのかというと、空気中に含まれる水蒸気が条件を満たすと水滴に変わります。
それが「結露」になります。
その条件は、温度や湿度で変わってくるのですが、暖かい空気の方が冷たい空気よりも水蒸気を沢山含む事が出来ます。
ある温度の空気が含む事が出来る水蒸気の量(飽和水蒸気量)を超えると、その超えた水蒸気が水滴になります。
簡単に言えば、暖かい空気が冷やされると結露が起きる場合があります(反対に、冷たい空気が暖められても結露は起きないです)。
という事は、上の写真で窓の外側の窓枠付近より窓中心部分が冷たいという事になります。
外の空気よりも、外側の窓中心部分の方が冷たい訳です。
一条工務店の窓はトリプルガラスなので、室内の熱は外に逃げにくいがガラス自体はそこまで熱伝導率はよく無いのでしょうね。
なので、室内の熱が窓の外側に伝わらずに、外の寒い環境で窓ガラスがだいぶ冷えてしまったのではないかなと思います。
ここで疑問なのは、「なぜ窓枠付近は結露しなかったのか?」ですが、窓中心部分よりも窓枠付近の方が室内の熱が伝わっているからなのかなと思います。
写真を見る限り、窓枠付近の方が窓中心部分よりも暖かくなっているからです。
最後に
以上のように、我が家の初めての冬は、「2日間だけ窓枠が少し結露した」という結果でした。
アパートの結露でびちょびちょの窓に比べれば、だいぶ良い結果となりました。
欲を言えば、窓枠にも一切結露をせずに冬を越えたかったなと思いますが、このぐらいの結露なら仕方ないのかなと思います。
見れてよかったのは、「窓の外側の結露」ですね。
窓の外側の結露については勝手に憶測で書きましたが、また色々調べて詳しく書きたいと思います。
(今回書いた記事の説明が間違っていたらすいません。間違っていましたら、すぐに訂正したいと思います)
結露で一番怖いのは、見に見える結露ではなく目に見えない結露ですね(壁内結露)。
一条工務店の家なら大丈夫かなと思っていますが、どうでしょうかね。
また、次の冬はもう少ししっかり結露など観察したいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。