こんばんは しんちゃんです。
前に「地鎮祭はやらない」(正確には神主さんなどを呼ばずに自分達で地鎮祭をやるつもりでした)と書きましたが、
色々あり、地鎮祭をやる事にしました・・・
ブログでは「やらない」と書いておきながら、結局やる事になり、申し訳ございません。
今日はなぜ地鎮祭をやる事になったのかについて書いていきます。
目次
「地鎮祭」をやる?やらない?
地鎮祭は、工事の着工前に行う儀式です。
工事が安全に行われる事などを神様にお願いする儀式です(その土地の利用の許可や竣工後の生活の安泰を祈念するという目的もあります)。
家の工事にはたくさんの方が携わります。
安全にみなさん無事で家が完成する事が一番です。
その思いは誰でもあると思います。
ではなぜ「地鎮祭をやらない」という事を思ったのかというと、「神主さんを呼んでの地鎮祭をやらなくてもいい」と思ったからです。
「地鎮祭を自体をやらない」という考えではありませんでした。
神主さんを呼ばなくてもいいかなと思ったのは、
- 私の土地の氏神を祭る神社を知らない(調べて分かったとしても一度も行った事もありません)。
- 費用がかかる(ケチな考えかもしれませんが家作りには多額の費用が発生するので削れる所は削りたいです)。
- 神様にお願いするのになぜ神主さんを呼ぶ必要があるのか(呼ぶ事が当たり前なのかもしれませんが、神主さん無しではお願いを聞いてくれないのでしょうか?)。
などの理由からです。
「昔からの慣習」というイメージが強いです。
「地鎮祭はやっておいた方が周りから(親や親戚など)も何も言われないし、やっておいた方が無難」という考えもあると思いますが、そのような理由で費用をかけてまでやる必要性も分からないし、そんな懐に余裕がある訳でもありません。
ただ、「安全無事」という思いがあるので、神主さんを呼ばずに自分達でやろうと思うようになりました。
実際、D担当の担当した施主さんが神主さんを屋呼ばずに自分達でやられたという事も聞いていたので、私もそのようにしようと思っていました。
自分達で地鎮祭をやる・・・どうやるの?
「自分達で地鎮祭をやろう」と決めてから、地鎮祭ってどのようにやるんだろうと調べていました。
D担当からは、「お酒をまいて・・・」という簡単なやり方は聞いていたのですが、詳しくは分からないのとD担当が「私が一緒にやるので大丈夫です」と言って頂いていたのでお任せしようと思っていました。
ただ、少し気になってしっかり調べてみたら、洗米、清酒、粗塩など用意をしてやり方も決まっているようでした。
神社にご祈祷しに行ってお札や鎮め物、御砂などを頂いて・・・と色々難しい感じに思えました。
セルフ地鎮祭もしっかりやると大変だな、難しいな、色々用意したり出来るかなと不安にもなりました。
D担当が一緒にやってくれるので任せていればいいのかもしれませんが、中途半端にセルフ地鎮祭をやるのなら、いっそのこと地鎮祭自体をやらなくてもいいのではとも思うようになっていました。
最近の地鎮祭は簡略化されている?
地鎮祭について調べていると、一条工務店の地鎮祭はかなり簡略化されていると思います。
一条工務店がという訳ではなく、最近は地鎮祭自体が簡略化されてきているのかもしれません。
私が調べていた昔ながらの地鎮祭は、
- 当日に集まる方は、神主・施主・棟梁・設計者・鳶頭・大工さんなどたくさんいます。
- 必要なものは、祭壇やしめなわなどの祭具とお供え物(御神酒一升・洗米・塩・水・海の幸・山の幸など)です(祭具は神主側が用意してくれます)。
- 地鎮祭のやり方も色々工程があるようでした。
- 地鎮祭が終わってから簡単な祝宴を開くようで御神酒とは別に、お酒や料理などの用意も必要です。
- 神主だけではなく、工事関係者にもご祝儀を渡すそうです(棟梁・鳶頭・工事関係者など。結構な金額になりそうです)。
などなど色々大変そうな、費用がかかるという感じです(私が調べたのはこのような感じでしたが、色んな場合があると思います)。
「地鎮祭って大変・・・」と思っていたのですが、一条工務店の地鎮祭はここまで大変な地鎮祭ではないようでした。
一条工務店の地鎮祭は、
- 当日集まる人は、神主・施主(私たち)・D担当・工事責任者だそうです(設計士は来ないようです。久しぶりにお会いしてみたかったですが。棟梁・大工なども来ないようです)。
- 必要な物は、お金のみ(3万5千円と言われました。祭具などは神主側が用意してくれるようです)。
- 地鎮祭は約40分ほどで終わるようです。
- 地鎮祭終わってから祝宴などはないようです。
- お金は神主にお渡しするだけで他の方(工事責任者)にはお金は渡さなくてもいいそうです。
このような簡略化されたものだそうです。
やっぱり地鎮祭をやろうと思った理由
「ちゃんとした地鎮祭はやらない。自分達で地鎮祭をやる」と決めたのに、地鎮祭をやろうと考えが変わったのは、
- 私以外は地鎮祭をやった方がいいと考えていたから。
- D担当から「一条工務店は上棟式はやりません」と言われていたので地鎮祭もやらなかったら何も儀式的なものは無い事になる。
- 中途半端にセルフ地鎮祭をやるのなら、やらない方がいいのでは。
という理由でした。
一番大きな理由はやっぱり「私以外は地鎮祭をやった方がいいと思っている」という点でした。
私と嫁殿の親はもちろん地鎮祭はやった方がいいという考えでした。
というか、地鎮祭はやるのが当たり前だと思っているようでした。
家を建てるのは自分達なんだから地鎮祭をやるかやらないかは自分達で考えればいいと思っていましたが、実は嫁殿も地鎮祭をやった方がいいと思っていたそうなのです。
私が「地鎮祭やらなくてもいいんじゃないかな?」と嫁殿に相談した時、嫁殿も「やりたくないならいいんじゃない」と賛同してくれていましたが、本当は地鎮祭やった方がいいと思っていたのです。
私の意見を尊重したそうなのですが、家作りで絶対意見を曲げない信念があるのに(意見はコロコロ変わりますが(笑))、なぜ地鎮祭については信念を曲げていたのかは謎です・・・
私以外が地鎮祭をやった方がいいと考えているのに、私1人の考えで地鎮祭をやらない(私たちで地鎮祭はやろうと考えてはいましたが)という選択はダメだろうと考え直しました。
きちんと嫁殿の考えも聞かなかった事には大反省です・・・(聞いたつもりでいただけでした)
あと、上棟式をやらないというのも考え直すキッカケにもなりました(D担当は上棟式をやらないと言われていましたが、一条工務店で家を建てた方でも上棟式やられている方もいます。地域や担当によって違うのでしょうか?)。
地鎮祭も上棟式も何もやらずに、淡々と家が完成していくのもどうなのかな・・・と考えるようになりました。
自分達で地鎮祭をやる(セルフ地鎮祭)は、きちんとしたやり方も分からないしなんか中途半端だなと思うようにもなりました。
中途半端にやるならいっそのことやらない方がいいと思いましたが、上記2つの理由により「地鎮祭をやろう」という考えに変わりました。
(きちんと自分達で地鎮祭が出来るのならセルフ地鎮祭はいいと思います。そっちの方が思い出にも残ると思います。私は無理だなと思ってしまいました)
最後に
今度の土曜日に地鎮祭をやります。
「地鎮祭はやらない、自分達で地鎮祭をやる」という考えから、180°コロッと考えが変わってしまいました。
ブログにもやらないと書いていたのに、大変恥ずかしい話であり、申し訳ございません。
ただ、地鎮祭は昔からの慣習でやるものだから、やっておいた方が無難だからという考えでわざわざお金を払ってまでやるものでもないと思っています。
地鎮祭をやる私が言っても説得力はないかもしれませんが、地鎮祭をやるからといって安全無事に家が完成する保証がある訳ではありません。
地鎮祭はやる側の気持ちの問題だと思います(施工をされる工事関係者の方々は地鎮祭をやって欲しいと思っている方もいるとは思いますが)。
地鎮祭をやる・やらないで結果は変わりません。
最後まで読んで頂きありがとうございました。