おはようございます しんちゃんです。
一条工務店の家でよく聞く事で、「音が響く」という問題があります。
最初は「音が響く??」と不思議な感じに思っていましたが、宿泊体験で「こういう事か」と実感出来ました。
(詳しくは過去記事をご覧下さい)
今回は、実際住んでみて、音は響くのか?実際はどうなのか?について書いていきます。
目次
なぜ音が響くのか?
まずなぜ音が響くのかというと、 音が壁に当たって反射されてその音が重なり響いて聞こえるからです。
その音の元になるのは、物体の振動によって発生する「波(音波)」です。
お風呂の水の中で声を出すと水が波打ちますが、これは自分が発する声からの振動のせいですね。
人が発する声からのこの波(振動)が人の耳にある鼓膜を振動させて、その振動を大脳が音に変換して「音」だと人は認識します。
この波は、液体や個体、気体の中も伝わります。
しかし、真空中ではこの波は伝わりません。
という事は、宇宙では声での会話は出来ないのでしょうね(ヘルメットなどを被って、耳や声の周辺は真空状態ではないので、マイクなどで他者と会話がする事はできますが)。
アニメでは宇宙での戦いなど宇宙空間内の音がボンボン聞こえていますが、あれはなぜなんでしょう?笑
声は人によって違うので(高かったり低かったり)、それぞれの人が発する声からの振動は種類が違うのでしょうね(周波数の違いなのでしょう)。
声で不思議なのは、自分が話して聞こえる声とビデオなどで聞く自分の声との違いですね(娘ちゃんをビデオで撮ってる時に自分の声を聞いて、「この誰の声?」と不思議に思うぐらい自分の思っている声質と違っていました)。
電話で話して聞くのと、実際会って話して聞くので声が違って聞こえる事もあります(言われた事もあるし、そう感じた事もあります)。
色々と不思議の声ですが、一条工務店の家では本当に声は響いて聞こえているのでしょうか?
実際住んでみて一条工務店の家は音が響くのか?
音は分厚い壁などで響くようなのですが、一条工務店の壁は分厚いですが声が響きやすいコンクリートなどではなく、中に断熱材が入っているし吸音材にもなる石膏ボードもあります。
(断熱材のウレタンも吸音材です)。
音が響くように設計しているとは思えません。
実際住んでみてどうなのかというと、音が響いているという感じはしないです。
宿泊体験の時、「音が響いてるな」と感じましたが、それは「一条工務店の家は音が響く」という先入観があったからなのではと思います。
(あと宿泊体験の家は吹き抜けが玄関でありタイルなど音が響きやすい環境にあったからかもしれませんが)
それでも確かに、今まで住んでいた家よりは室内の音がよく聞こえます。
1階と2階にいて、そこまで大きな声を出していなくても会話は出来ます。
ただ、音が響いて聞こえるという感じではないと思います。
「音は響いていないが、音はよく聞こえる」が正しい表現なのではと思います。
なぜ音がよく聞こえるのか?
なぜ今まで住んだ家より音がよく聞こえるのかというと、「高気密・高断熱」だからだと思います。
「高気密」であるから、隙間が少ないので音が外に漏れにくいし、「高断熱」であるから壁が厚く音が外に漏れにくいので、室内の声がよく聞こえるという結果になっているのだと思います。
あとは、外からの音も入りにくいので、外からの音に室内の音が邪魔されないのでよく聞こえるという影響もあります。
逆に今までの家は、壁が薄い事と隙間が結構あるので(C値が悪い)、音が外に漏れるし、外から音が入ってくるので室内の音が聞こえにくい結果になります(1階と2階で結構大声を出さないと聞こえなかったりしました) 。
「一条工務店だから」ではなく、「高気密・高断熱の家」ならどの家も音がよく聞こえるのだと思います。
音問題について
生活していく上で「音」はよく問題にもなります。
ご近所トラブルも「音」の問題が多いような気がします。
人間にとって「音」は癒しの効果なでもありますが(好きな音楽を聞いたり)、ストレスになったりもします。
生きていれば「音」はどうしても発生してしまいますし、「音」に対しての問題はどうしても敏感になります。
ただ、ご近所などの外の空間(他人)と、家の空間(身内)では違ってくると思います。
他人の音は我慢出来ない部分はありますが、身内の音なら我慢出来る部分はあります。
一条工務店などの高気密・高断熱の家では室内の音はよく聞こえますが、外からの音は遮断してくれます(完全に遮断する訳ではありません。多少は聞こえたりする事はあります)。
我が家でも、吹き抜けから結構1階の音が聞こえてきます。
テレビがこの位置にある事もあり(上部は吹き抜けです)、テレビの音や1階の音などはよく聞こえてきます。
寝ている時や何か集中して作業等やりたい時は、確かに気になりますが我慢が出来ないという事はありません。
それにもし音がどうしても気になるなら、音を出す側が我慢すればいいと思います。
例えば、テレビの音が大きくて迷惑を掛けているのなら小さくしたり、イヤホンで聞いたりすればいいんです。
「どうしても大きな音量で映画や音楽を楽しみたい」のなら、防音室を作ればいいし、それが出来ないのなら多少の我慢も必要です。
人間生きていれば、必ず他の人間と関わりが出てきます。
他人に対しての我慢と、身内(家族)に対しての我慢は全然違ってくると思います。
我慢のしすぎはストレスになりますが、家に住んでいるのは家族であり、我慢も出来るし出来ないといけないのではないかなと思います。
最後に
よく一条工務店のデメリットとして、「音が響く」という事を目にしたり聞いたりしますが、
実際は音が響くのではなくよく聞こえるであり、音がよく聞こえる事に対してはそこまでデメリットにはならないと思っています。
実際住んでみて、確かによく室内の音が聞こえますが私はそこまでデメリットには感じません。
今後娘ちゃんが大きくなり、思春期などで音を出す事(大きな音)を我慢するという行為がストレスになってくる時があるかもしれませんが、社会に出れば我慢は必要になってくるし、自分の事だけではなく他者の事を気にできる人になってくれればなと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。