こんばんは しんちゃんです。
前回「確定間取り」を公開しましたが、
間取りの打ち合わせを始めてから約3ヵ月ずっと色々考えていました。
間取りなんて今まで考えた事などなかったですからね。
前にも「間取りをどのように考えたのか」について書いたのですが、
今回から数回に分けて、もう少し細かく間取りについて書いていこうと思います。
間取りは土地の形状や家の大きさ、家のどの部分を重要視するかなどでも変わってきますし、この間取りが正解というのもないと思いますが、
これから家を建てようと思っている方の少しでも参考になってくれればと思います(私も色々な方のブログなど拝見して参考にさせて頂きました)。
家作りで「土地」も重要になってくるのですが(土地の形状、周りの家などの環境で間取りは大分変ってきます)、今回は家の間取りについて書いていきます(土地についても後日書いていこうと思っています)。
今日はまず、「家の配置」について書いていきます。
目次
購入した土地について
土地についてはまた詳しく書こうと思っていますが、「土地選び」もすごい大変でした。
ここでは、どのような土地なのか簡単に書きます。
私が色々調べて買った土地はこのような形状の土地になります。
全部で6区画の分譲地になります。
私は上の図の青の部分の土地を買いました。
この部分の土地を買った時点で既に3つは購入済でした。
(右上の土地はすでに家が建っているので、元々分譲地にこの土地がなる前から建っていたのだと思います。)
現在は他の2つの土地も家を建築中です。
ご近所の方なので、どのような方なのかとても気になります。
今後長いお付き合いなるので。
ちなみに私の上下2つの土地はまだ売れていません。
D担当は「この土地はすぐに売れます」と言われていましたが(笑)
田舎なので土地はたくさんありますからね。
土地の位置関係についてはこのようになります。
ただ、真南の位置関係ではなく、微妙に真南ではありません。
このような感じです。
不動産会社の方から聞いたのですが、「真南の土地」というのは少ないようです(真南という表現が合っているのか分かりませんが。間違っていたらすいません)。
この土地の形状、周りの環境からの家の配置について
この土地を買おうか考えている段階で、この土地ならどのような家の配置にするのがいいかなというのは考えていました。
私の場合、「こうしたい」という家の間取りが特になかったので、最初から周りの環境(買い物の距離、学校の距離、ハザードマップなど見て大丈夫か、防火・準防火地域ではないかなど)でいいなと思う土地を探してから家の間取りを考えようと思っていました。
私は家の間取りよりも、土地を優先して探していました。
もし、「こうしたい」という家の理想の間取りがある方は、その間取りを採用出来るかなどの考えて土地探しをされた方がいいと思います。
この土地は西側が公道(主要道路ではありませんが裏道として使用する車が多い道だと思います。車は十分2台通れる広さはあります)、東が位置指定道路になります。
「位置指定道路」については前に書いていますのでこちらをご覧ください。
私の土地の場合、「間口」が2ヵ所あります(間口とは一般的に道路に面している長さの事をいいます)。
間口は約12mになります。
(上の図のような大きさになります。坪数でいうと約60坪の土地です)
この場合、どちらから家に入れるようにするかという問題があります。
玄関や駐車場をどこに配置するかです。
これは、特に迷う事なく「東側」にしようと思いました。
西側の公道に面している間口では、車の駐車などしにくいですし、玄関から娘ちゃんが勢いよく外に飛び出した時など危ないですからね。
玄関、駐車場などの位置は決まったのですが、問題は家の配置をどうするかです。
私の土地の場合、東西は道路なのでいいのですが、問題は南北の土地に家が建つという部分です。
特に問題なのは、南側の土地に建つ家です。
南側の土地を購入された方は、北側に寄せて家を建てると思います。
そうすると、採光(日射取得)の事を考えると私も北側に寄せて家を建てる事になります。
南北約12mなので、家を南北に長いような家の配置には出来ません。
家は東西に長い長方形にしようと考えました。
この土地の問題点
家の配置を考える上でこの土地には少し問題があります。
それは、「調整池」です。
上の図のように、南東あたりに「調整池」という物が土地にあります(大きさは約4m×5mです。図は少し違いますが東西が約5mです)。
「クロスウェーブ」という物らしいのですが、雨などの水をすぐに排水溝に流すのではなく、この調整池に溜めたりするそうです。
この「調整池」なにが問題なのかというと、この上に家を建てれないそうなのです。
なので、この調整池を避けるように家を配置する必要があります。
この調整池については、この土地を買おうかなと思って契約しますという直前に言われました(笑)
ただ、この土地の形状などでは北側に寄せる家の配置になるし、そんなに大きな家を建てるつもりもなかったので調整池に触れるような家の配置にはならないだろうと思っていたので特に気にしていませんでしたが、この考えは少し甘かったです(少し家と触れるかもという事でこの部分に深基礎というオプションが発生してしまいました・・・)。
この調整池の関係で家の配置は、
上の図のオレンジ色の部分の中で配置する事になります(建ぺい率の関係でこのオレンジ色全部に家を建てる事は出来ません。全部だと相当大きな家になりますが。ちなみに私の土地の建ぺい率は60%です)。
最初に書いた南側からの採光などの関係もあり、この土地での家の配置は、
上の図のようにしようと考えました。
北側に寄せた東西に細長い長方形の家です。
土地の形に合わす?方角に合わす?
あと、最後に少し気になっているのは、家の配置で「土地に合わす」のか「方角に合わす」のかという部分です。
私の土地は真南の方角ではありません。
なので、もし方角に合わすのなら土地の形と少し合わなくなります。
上の図のように土地から見て少しアンバランスな形になります。
この形だと周りの家との関係でも少しおかしな感じにもなるように思います。
私は土地の形に合わせて家の配置にしました。
(最終的にはこんな感じの家の配置にしました。右下部分が少し調整池に触れるか触れないかという感じになってしまいました。)
日射取得や日射遮蔽の事を考えると、最初の方角に合わせた家の配置の方がいいのかもしれません。
でも、見た目も大事ですよね。
どちらがいいのでしょうね?
最後に
今回は「家の配置」について書きました。
土地によって家の配置は変わってきます。
周りの家の環境によっても変わってきます。
私は、この土地が東西が道路で家が近くに建ってないのはいいなと思っていたのですが、南側からの日射取得・日射遮蔽が大事です。
まだ南側の土地が売れていないので、今後私の家が建ってから南側の家が建つ事になります(土地が売れたらですが)。
冬の日射取得、採光問題がとても心配にはなります。
次回からは、間取りについて部分的に細かく書いていこうと思っています。
少しでも家作りをされる方の参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。